中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

2010-01-01から1年間の記事一覧

『御社の特許戦略がダメな理由』

本日4本目の投稿ブログはお奨め書籍の話題。 本日読んだのは、『御社の特許戦略がダメな理由』。 テーマとしては、『ものつくり敗戦』、『技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか』と同一線上にある書籍といってよい。出願件数では特許大国と言える日本…

逆「承継」がトレンド?

今週の週刊東洋経済の特集は、『後悔しない!相続・事業承継&葬儀・墓』 。団塊の世代が60台半ばに差し掛かり、国としても「経営者の事業承継」は重要施策の一つだ。 そんな「事業承継」の逆を行く人事のニュースが、本日発表された。一度は倒産した吉野家…

『ねこの約束』行ってきました。

こんにちは、中小企業診断士の遠藤久志です。本日は地元岐阜市での仕事でした。せっかく岐阜駅に立ち寄ったので、4月6日にオープンしたという、『ねこの約束』というお店に行って見ました。 場所は、JR岐阜駅すぐのショッピングモール『アクティブG』に入っ…

責任とる気、全くナシ!鳩山内閣は国政を担う資格ナシ!!

オバマ大統領が、「きちんと責任を取れるのか」と強い疑問を呈していた普天間移設問題。舌の根が乾かないうちに鳩山首相および閣僚から出てきた言葉は、「責任回避」そのものの言動ばかり。 「アメリカ様がおっしゃっているから」、というつもりは毛頭ないが…

処置なし、鳩山内閣。

サミットでのオバマ大統領との「非公式」会談の記者会見で、「5月末までに私どもが移設先をしっかり決めることに対し、関心を持ってみていただけると思っている」と説明し、オバマ大統領から一定の理解が得られたとの手応えを強調した鳩山由紀夫首相。 しか…

日米同盟を「持続的に撤回」?

わずか10分の「非公式」日米首脳会談を終えた鳩山首相。 会談後の記者会見で、 「5月末までに私どもが移設先をしっかり決めることに対し、関心を持ってみていただけると思っている」と説明し、オバマ大統領から一定の理解が得られたとの手応えを強調したも…

『脱 ガラパゴス戦略』

たびたびこのブログで指摘しているように、東アジアを中心とした新興国の市場成長において、日本メーカーはサムスンやLG電子、ハイアール、エイサーなどアジア勢に対して劣勢を強いられている。 その要因としては、長らく1億2千万人を超える日本という巨大…

平沼・与謝野の私心と城内実の憂鬱

城内 実(きうち みのる、1965年4月19日 - )は、日本の政治家、外交官。衆議院議員(2期)。以上、ウィキペディアより引用。 昨年の衆議院選挙では、平沼グループの一員として静岡7区において選挙戦を戦い、「小泉チルドレン」の代表格である片山さつき氏を…

「公式サイト」開設!

こんばんは、中小企業診断士の遠藤です。 独立開業して3年弱、独自のドメインは取得していましたが、ようやくそのドメインを利用して、公式サイトを作成、開設にこぎつけました。 *くおん経営(中小企業診断士 遠藤久志)の公式サイト http://www.kuon-man…

鳩山首相とマスコミのヌル~い関係

日米首脳会談も米国に体よく断られ出口の見えない「普天間問題」、マニフェストとは正反対の「高速道路料金改訂」など、迷走に歯止めがかからない鳩山政権。 そんな鳩山政権に対するマスコミの追及は、決して厳しくない。そんなマスコミのスタンスを象徴的に…

日本を「孤立」に導く鳩山首相の大罪

今世紀最大(?)の迷言、「トラストミー」発言から約半年が経過、今月12、13日にワシントンで開催される核安全保障サミットに合わせての日米首脳会談が、ものの見事に米国によって拒絶された。 これに対して鳩山由紀夫首相は記者団に対し、「何らかの形で今…

おっしゃる通りです、日経さん。

本日の日経夕刊に、大いに賛同すべき記事が2つ掲載されていた。一つは民主党の目玉マニフェストの一つである個別補償制度による「農家の救済」への疑問。 記事によると、農水省は「すべての農家が農業を続けられる環境を整備する」といい、その根底には「全…

三重県の県庁所在地は・・・。

津。 中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志です。 昨日に続き、三重県に足を運びました。本日は三重県の県庁所在地、津市へ。 今までは訪問先と駅とを往復と、味気ない旅路であったので、駅への帰路に寄り道をしてみました。公園には、なぜかSLが。お子様が…

日経新聞が放つ大いなるジョーク

私も日経新聞を購読しているので、自然と目に入った情報が、有料サービスである「日本経済新聞 電子版(Web刊)」。開始直前には紙面見開きでデカデカと広告を出していたし、テレビのニュースでも取り上げられていた。 http://www.nikkei.co.jp/topic/ds/…

「食料自給率」なんてナンセンス?

本日3本目の投稿、最後は書籍紹介。記憶が新しいうちに書き留めておかないと、あとで苦労するので本日着手する。 私が好む本のジャンルとして、一般的に当たり前のこととして定着している俗説を疑い、これを事実に基づいて覆す、という類のものがある。 たと…

本日は四日市!

こんばんは、中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志です。これからは芸風(?)を変えて、身近な話題は物腰柔らかに、世相を切るときには今までどおりお堅い文体で参りたいと思います。 と、いう訳で本日は四日市を散策。お目当ては、四日市会議所で行われた…

「脱皮」なくして成長なし。

新年度が始まった。多くの人が、人生の新たなスタートを切る時期、環境が変わる人もそうでない人も、自然と気持ちが引き締まる。 エビやカニなどの甲殻類は、ご存知の通り「脱皮」を繰り返して成長する。脱皮直後は、体を覆う殻が柔らかく、外的に襲われたと…

エイプリル・フールネタ?『自動車教習所無償化』

またも民主党の『選挙対策』向けばら撒き政策か? 『自動車教習所無償化へ---早ければ2010年度内に』 2010年4月1日(木) 08時30分 http://response.jp/article/2010/04/01/138533.html 「子ども手当法、そして高校授業料無償化法も成立した今、次は「自動車学…

「中小企業応援センター」開設!

本日より、世の中は新年度。名駅付近には、フレッシュ(死語)社員の姿があちらこちらに・・・。 私は本日、久々に式典なるものに参列した。本日より、全国84ヶ所に開設された「中小企業応援センター」の開所式である。 http://www.chusho.meti.go.jp/keie…

やっぱりね・・・。どうなる?!子ども手当。

普天間問題、郵政改革と、「迷走」に次ぐ「迷走」状態にある鳩山内閣。そんな迷走の中でも、法案が穴だらけでも通過させてしまった「子ども手当」。 この法案が、国外に子どもをおいてきた外国人にも適用される、ということで、このブログでも大いに疑問を呈…

SONYは日本モノづくりの代表選手!

先日書いたブログの続き。タイトルはもちろん皮肉をこめて。 参考ブログ) 2010年2月23日 (火) 『ものつくり敗戦』を地で行くSONYに未来はあるか? http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/sony-4a4f.html 昨日、名古屋市内で開催されたアマチュア…

三國連太郎と木下恵介

年度末の飲み会から帰ってきて、ふとつけたテレビ。そこには87歳を迎えた俳優、三國連太郎が出演していた。私が大好きな男優の一人である。 私の中での彼の代表作は、強盗殺人を犯した後に地元の名士に成りあがった男を演じた内田吐夢監督の最高傑作『飢餓…

国内メーカーはEV時代の勝者になれるか?

のっけから恐縮だが、私は自動車にはほとんど興味はないものの、自動車業界を取り巻く時代のうねりに興味があるので、たびたびこのブログでもトヨタ自動車の話題を取り上げている。 たまたま最近、EV車の普及を見込んだ事業展開を考えている事業者と関わるこ…

女性にはおススメしません。

ここ数年私の周りでは、新たにママになる子が増えている。彼女らがいるときには、子どもを巡る悲惨な事件の話題は、当然は憚られる。 本日、映画館で観た『硫黄島の手紙』以来となる、クリント・イーストウッド監督の作品を、ホームシアターで鑑賞した。 一…

「政(まつりごと)」化する鳩山政権

まつり‐ごと【政】 「祭り事」の意。上代では祭政一致であったところから》国の主権者がその領土・人民を統治すること。政治。政道。「―を執る」「―が乱れる」( 大辞泉 提供:JapanKnowledge) 鳩山由紀夫首相の言動には「具体策なき抽象論」が目立つが、「…

『なごや食フェスタ2010』

本日から3日間、名古屋吹上ホールにて『なごや食フェスタ2010』開催!その初日の様子を見に行った(&買い物をした)。 『なごや食フェスタ2010』 公式サイト http://www.nagoya-shokufesta.jp/ 名古屋市内のみならず、愛知県や岐阜県、三重県など周辺地域…

『昭和天皇論』

本日、日経新聞を見ていたら、小林よしのり氏の最新著作である『昭和天皇論』の広告がデカデカと載っていた。 その中のキャッチフレーズに、”日本史上最大の巨人”とある。 私は少なくとも、わが国における”20世紀最大の巨人”であるとは思ってはいたが、な…

ぶれない。一貫した姿勢、それが民主党。

2月に「同盟は外交や政治的な美辞麗句で維持されるものではなく、ましてや『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と訓示した陸上自衛隊第44普通科連隊長の中沢剛1等陸佐の場合。 ⇒ 鳩山首相の「トラストミー」を批判したとみなさ…

「友愛」政治で事業仕分けも追いつかず?

「徹底的にムダを削減する」と、鼻息の荒い菅直人副総理、そして枝野幸男行政刷新担相。 しかし、次々と出される「友愛」政策で、省いたムダもバラ撒き、いや施しに消えていってしまうか? 「子ども手当」に続き、またも外国人にとって寛大な政策が閣議決定…

子ども手当、在日外国人の海外の子へ2億円超!?

本日夜7時のNHKニュース、 1.シーシェパード船長逮捕。 2.核の「広義の密約」、新たな情報が! 3番目にようやく、「子ども手当」法案の話題をサラッと。 昨日のブログでも書いたように、そもそも法案の目的すら意味不明(というか選挙対策)なのに、「…