逆「承継」がトレンド?
今週の週刊東洋経済の特集は、『後悔しない!相続・事業承継&葬儀・墓』 。団塊の世代が60台半ばに差し掛かり、国としても「経営者の事業承継」は重要施策の一つだ。
そんな「事業承継」の逆を行く人事のニュースが、本日発表された。一度は倒産した吉野家を再興した吉野家ホールディングスの安部修仁社長が、再び事業会社である「吉野家」の社長を兼務、意思決定の迅速化で牛丼事業のてこ入れを図る、とのことだ。
『過去最大、89億円の赤字=安部社長が牛丼トップ兼務-吉野家HD』
4月14日19時0分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100414-00000120-jij-bus_all
ユニクロ、スズキに続き吉野屋も安部社長が現場社長に復帰。今の時代の社長業の難しさを象徴する人事と言える。 それにしても最近の吉野家、価格を巡る迷走、さらには「キン肉マン」の作者ゆでたまごの暴露と、良いニュースを聞かない。
安部社長は果たしてどのような采配を見せるのか、さらには次世代へのバトンタッチが今度こそ上手く図れるのか。その動向を見守っていきたい。
参考ブログ) 『好調ユニクロ、スズキのアキレス腱』 2009年4月 3日 (金)
http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-e1b3.html
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