中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

続 新たな需要は「カイゼン」ではなく「革新」から生まれる。

名古屋が好景気に沸く頃、いわゆる”トヨタ礼讃本”が本屋にあふれた。販売面では日本国内で減少が続き、生産面ではジャスト・イン・タイムで系列会社に無理を強いるトヨタを褒め称えるこれら書籍にミョーな違和感、気持ち悪さを覚え、一切買う気が起きなかっ…

続 ”報道”の名に値しない報道ステーション

古舘伊知郎の余りに情緒的、扇情的なコメントが気に障るのでめったに見ないが、見ると腹が立つのでついブログのネタにしてしまう、『報道ステーション』。 「地に落ちたり、マスコミ」 http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-739c.html 「”…

大企業は人材輩出業たれ!

若者の安全思考、リスク回避志向が強まっている。マイクロミルが2月に行った調査によると、いまどきの20代の8割は貯金をしており、『今後も積極的にお金をかけたいことにを聞くと、「預貯金」が最も多く44.2%、次いで「国内旅行」が37.2%、「洋服、ファ…

テレビ、敗北宣言。

先日、3/20(土)に放映されたNHKの討論番組、『日本のこれから どうなってしまう?テレビの、これから」の記事を書いた。 「「マス」をターゲットにし続けるTVに未来はあるか?』 http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/tv-fc71.html この記事に…

「マス」をターゲットにし続けるTVに未来はあるか?

3月21日(土)の19:30より、NHKで放映された討論番組『日本のこれから』のテーマは、「どうなってしまう?テレビの、これから」であった。それまでは、雇用問題や裁判員制度など、社会的に意義のあるテーマであったので、非常に興味深く見ることが出来た。し…

景気回復の兆しあり?

マスコミ、特にTVのニュースからは、「出口の見えない不況」、「ますます悪化する経済状況」といったニュースが絶えない。その結果、消費者はますます財布のヒモを固くして、景気回復が遅れる・・・、といった事態を招いているのは否定できない。 近くの家電…

経済のサービス化、すなわちオールマーケティング時代。

先日、東京にてのセミナーに出席したところ、ダイヤモンド社のカリスマ編集者である飯沼一洋氏の言葉に感銘を受けた。彼曰く、「マーケティングとは人の心理を深く知ること、すなわち愛だ」、ということだ。 参考)飯沼一洋氏のブログ 『「日本ベスト10」に…

現場主義は是か?

「事件は現場で起きている」は、『踊る!大捜査線』の青島刑事のセリフだが、日本のモノづくり産業の強さは、この”現場主義”にあるとよく言われる。ちなみに、”現物”・”現金”を加えて”3現主義”なんて言葉もある。 本日のNHKニュースでは、経済危機に対して麻…

縮小均衡の百貨店に未来はあるのか

先日、初めて栄のど真ん中にある某百貨店に足を踏み入れたところ、中に百円ショップが入店していて非常に度肝を抜かれた。こうまでして、百貨店は集客力不足を補おうとしているのか、と。そこまでは行かないにしても、現在ユニクロには百貨店からの入店依頼…

地に落ちたり、マスコミ。

民主党の小沢代表が、北朝鮮拉致問題について「資金提供と引き換えに拉致被害者の帰国を実現するしかない」とコメントした日、マスコミは麻生首相が定額給付金を受け取る旨を表明したことのバッシングに集中、中には「定額給付金の使い道は?」といった愚問…

地産地消?

『地産地消』とは、主に農産物について、地元で取れたモノを地元で消費しよう、という運動のこと。これは地域の生産者を経済的に潤すというメリットに加え、運送に伴うエネルギー節約につながるというフード・マイレージの考えに基づくエコ活動の一環として…