中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

キヤノンのビジネスモデル

「キヤノンと東芝のSED量産工場、白紙撤回含め協議」 キヤノンの悲願であるTV市場への進出に暗雲、またまたTV市場への進出への遅れを余儀なくされるニュースが判明。その間にどんどん液晶とプラズマの値段が安くなってゆく…。 そもそもキヤノンは、カメラ…

ナベツネ、野球界、ゼロサムゲーム

日経新聞での人気連載シリーズ『私の履歴書』、現在の執筆者はナベツネでおなじみに読売新聞社会長渡辺恒雄氏。話題はエリートコースを渡る筆者の目から見た政局や社内政治などが中心で、感謝や謙虚さがどこにも感じられない彼らしい内容である。 それはさて…

2次試験合格&自己満足

今日は中小企業診断士の2次試験合格発表であった。 といっても、最終の口述試験からは一名の不合格者を除き全員合格、おかげさまで私の受験番号も診断士協会のHPに掲載されていた。 合格発表に加え、二次試験問題の”出題の趣旨”も併せて掲載されていたが、…

経営は論理(ロジック)、そして芸術(アート)

12月21日、東京出張の行きの電車で、元SONY会長出井伸之氏による退任後初の著書『迷いと決断』を一気に読んでしまった。 アナリスト志望の学生が、ヨーロッパビジネス展開に携われるという魅力に惹かれ、東証一部に上場したばかりのソニーに入社、経済学部卒…

Web2.0はギブ&ギブン

最近テレビで知ったタイム・マネジメントの達人、㈱イー・ウーマン代表取締役の佐々木かをりの著書『自分が輝く7つの発想 ギブ&テイクからギブ&ギブン』を読んだ。1997年に執筆されたものを加筆・修正され文庫本として2001年に発売されたものだから、もう5…

SONY 出井伸之

本日、本屋で見つけた新書は前ソニー代表取締役会長、出井伸之氏の、恐らく退任後初の著書、『迷いと決断』。 ”ものづくりニッポン”のエースであったソニーを、現在ような苦境に陥れた元凶として、その汚名を一切引き受けてている彼は、いわば大日本帝国にお…

平成18年二次試験 事例Ⅲ

引き続き、事例Ⅲ。国内で低コスト・短納期でめっき加工を行う中小メーカーのお話。受験校によっては”めっき加工”が馴染みがないから苦労した受験生も多いのでは、といったコメントが見受けられましたが、経験のない業界であっても経営の本質から的確に分析・…

平成18年二次 事例Ⅱ

昨日に続き、本日は事例Ⅱ。中堅テニススクールの現状のマーケティングの分析と新規事業の可能性について 第1問 (1)全事業所を最寄り駅から徒歩5分以内への立地を実現した。 (2)優秀なインストラクターによるサービスの提供とその育成支援。 (3)少…

平成18年二次試験 事例Ⅰ

事例Ⅰは組織・人事に関する問題。化学品メーカーを親会社に持つ化学品商社が対象企業。 第1問 (a)子会社であることの強みは、①親会社の事業拡大や企業グループの再編によって着実な事業基盤の確立が実現できること、②取締役クラスの人材を受け入れること…

平成18年度二次筆記試験を振り返って

今更ながら、中小企業診断士試験、二次筆記試験の再現答案の記述を試みる。 合否の案内と、不合格者には各事例の判定(A~D)が出るようだが、どこで加点されどこで減点されたのかは判らない(計算問題はともかく)。したがって、合格したはずが不合格と落…

二次筆記試験合格

メインタイトルにもあるように、不合格の可能性が限りなく高いであろう、ということで来年の合格に向けて始めたブログであったが、図らずも最大の難関である二次試験筆記の部の合格者に名を連ねる事が出来た。 嬉しい誤算とは、まさにこのことである。今年の…

中小企業白書

は、中小企業診断士の試験において重要らしい。 ”らしい”、と書くのは、今回の試験勉強においては、ロクに白書を読んでいないなかったからだ。一次試験の科目の一つである『中小企業経営・中小企業政策』については、TACの参考書を購入して勉強はした。しか…

試験勉強開始

本日より、来年の中小企業診断士試験合格に向けて、本格的に試験勉強を開始した。 今年は何とか一次試験に合格、二次試験の合否発表はまだではあるが(12/8発表)、合格の可能性は限りなく低い事から、来年合格に向けて早くも始動したと言う訳である。一次試…