中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

早くもメッキが剥がれつつある「ポピュリスト」河村たかし

4月26日に、過去最多の過去最高の51万4514票を獲得して名古屋市長となった河村たかし。彼のマニフェストやマスコミを通じての言動を見る限りでは、「大衆にウケるかどうか?」がすべてであり、「首長としての資質に大いなる疑問あり」、「彼は単なるポピュリ…

「非連続の時代」とトヨタ

21世紀初頭、松下電器(現パナソニック)ですら早期退職制度を導入するなど総合家電メーカーは軒並み不振を極める中、奥田碩社長率いるトヨタは好調を維持し続け、「トヨタ礼賛」熱が一気に高まったように記憶している。 そのような時代の中、あるテレビ番組…

民主党の肩を持ち続けるマスコミの不気味さ

鳩山総務相の更迭騒ぎによって、さらに支持率を下げた麻生内閣。マスコミは、嬉々として、「支持率低下」の調査結果を取り上げる。 ところで、「かんぽの宿」問題に加え、日本郵政をめぐる不祥事と言えば、厚生労働省による「障害者団体証明書の偽公文書作成…

「かんぽの宿」 正論集

「泣いて馬謖を斬る」の故事の通り、長年の盟友でもあった鳩山総務相を泣く泣く更迭した麻生総理の英断もむなしく、マスコミ報道の影響もあってか、鳩山総務相への同情や共感が多数を占めるに至っている。 昨日の読売新聞の調査によると、総務相更迭は「必要…

「正義」が事実認識を曇らす危うさ。

ついに、というかようやくというか、鳩山総務相が事実上更迭される形で辞任を表明した。日本郵政の西川社長再任にかかわる意見の対立を生み出した、もっとも大きな原因は言うまでもなく、いわゆる「かんぽの宿」売却問題だ。 このブログで当初から指摘してい…

「マス」をターゲットにするテレビに未来なし。

以前のブログで、産業としてのテレビ界における視聴率主義を批判した。一般的に批判されるとおり、昨今のテレビ番組は視聴率を追い求めるばかりに、(「報道」と冠する番組も含め)オールバラエティ化の流れがますます激しくなってきている。 視聴者を離した…