中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

平成18年度二次筆記試験を振り返って

今更ながら、中小企業診断士試験、二次筆記試験の再現答案の記述を試みる。

合否の案内と、不合格者には各事例の判定(A~D)が出るようだが、どこで加点されどこで減点されたのかは判らない(計算問題はともかく)。したがって、合格したはずが不合格と落胆する者もいれば、不合格だと思っていたら合格していた者もいる。幸いなことに私は後者に属する事が出来た。しかも、各種受験校で”例年より易しい”とされた事例Ⅳの計算問題大部分が不正解であったにもかかわらず。今年度は前回よりも約100名多い合格者(806名)であり、多分私はその下のほうではあるとは思うが、それでも合格ラインに達したということで、自分なりに何が良かったのかを振り返ってみたい。

今後誰がここを訪れるかはわからないが、何かしらの参考になれば幸いである。同時に、自分の至らなかった点を指摘していただけることも歓迎したい。改めて自分として良かったと思う点は、

①付け焼刃の専門用語や3文字アルファベットは使わず、地に足の着いた提案や問題点の指摘を行った。

②なるべく複眼、多面的に捉えることを試みた。

③与件から想定される対象企業の制約条件や今後の方向性を見極め、飛躍しすぎない解答を心がけた。

といったところだろうか。

では次回から、各事例の再現答案を作成し、個々に振り返ってゆきたい。

ちなみに問題や解答例はこちら。

http://www.tac-school.co.jp/sokuhou/chusho/chusho0610.html