中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

景気回復の兆しあり?

 マスコミ、特にTVのニュースからは、「出口の見えない不況」、「ますます悪化する経済状況」といったニュースが絶えない。その結果、消費者はますます財布のヒモを固くして、景気回復が遅れる・・・、といった事態を招いているのは否定できない。

 近くの家電店に足を運んでみると、新作デジカメから大型TV、さらには話題のネットブック売り場には人だかりができており、とても不況とは感じさせない。平成21年2月の百貨店売上高は前年比で11.5%減と、過去最高のマイナス幅を記録したらしいが、一方で薄型テレビの2月の販売台数は前年同月比31.3%増、ブルーレイ・ディスク(BD)方式のレコーダーなども28.0%増と(BCN調べ)、むしろ消費意欲は増進していることが見て取れる。

 これに加え、高速道路料金値下げ特需、定額給付金特需、さらにはWBC特需も加わって、国内消費から景気回復の兆しが本格化することを期待したい。そのためにも、マスコミは、こうしたプラスの情報も公平に報道して欲しいものだ。景”気”というくらい、景気は気分で左右されるものなのだから・・・。

 ただし、景気回復の恩恵は、満遍なく行き渡るわけではない。今や消費者は十分賢く、機能が必要十分で、かつ適正価格なものにのみ、財布のヒモを緩めることを、くれぐれも忘れてはならない。

『2月全国百貨店売上高は‐11.5%、特殊要因除くと下落率は最大』

3月19日16時19分配信 ロイター

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090319-00000707-reu-bus_all

『薄型テレビ、大画面が牽引 2月デジタル家電、復調の兆し』
3月10日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090309-00000005-fsi-bus_all

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