平沼・与謝野の私心と城内実の憂鬱
城内 実(きうち みのる、1965年4月19日 - )は、日本の政治家、外交官。衆議院議員(2期)。以上、ウィキペディアより引用。
昨年の衆議院選挙では、平沼グループの一員として静岡7区において選挙戦を戦い、「小泉チルドレン」の代表格である片山さつき氏を破ってみごと当選。現在店頭に並んでいる『SAPIO』誌上では、櫻井よし子氏との対談も行っている若手保守派の代表格だ。
平沼赳夫氏を慕う城内実氏は、当然のこととして今回の新党「たちあがれ日本」に合流するものと見られていた。しかし、新党立ち上げの際に城内氏の姿は見えず、現在に至るまで彼の態度は明らかにされていない。
私は彼の心までうかがい知ることはできないが、多くの者が感じている新党「たちあがれ日本」に対する懸念材料、それが彼の新党への合流をためらわせているのではないかと推測する。
まずもって信頼が置けないのが与謝野馨氏。自民党からも批判が出ているように、前年の衆議院選挙において、与謝野氏は選挙区にて海江田万里氏に敗北、比例復活で辛うじて当選を果たした人物である。
そのように自民党に借りがある同氏が議員を辞職することなく離党、まんまと新党の代表に準じる地位に収まる。そんな彼の行動に不義理を感じるのは私だけではないだろう。
さらに言えば、選挙前には内閣の一員、それも財務大臣並びに金融担当大臣という重要ポストにありながら「麻生おろし」の片棒を担ぎ、自民党の支持率をさらに押し下げた張本人だ。
このように(政治家としては有能かもしれないが)道義的な観点から疑問が残る同氏を、平沼赳夫氏は「麻布高校の同級生だから」という極めて私的な理由で新党に迎え入れた。
「たちあがれ日本」。政党名に賛否両論あれども、その心意気は伝わってくる。しかし、そうした意気込みとは裏腹に、もしも私心が入り混じっての新党結成、ということであれば、「第三極」を目指す同党の船出は厳しいものとなるであろう。
城内実氏の今後の動向とともに、眼が離せない。まずは、すぎやまこういち作詞・作曲の「信念つらぬく 城内みのる」でも聞いてみよう!
http://www.m-kiuchi.com/profile/music/
「ア~イアイ ア~イアイ おさ~るさ~んだよ~」を思い出してしまうのは私だけ??
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