中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

マーケティング

10/7(金)、ウインクあいちにて「消費市場としての 中国マーケット販路開拓セミナー」開催します!

・消費市場としての中国に関心がある方 ・海外展示会に出てもなかなか成果につながらない、とお悩みの経営者様 ・中国でのネットワークを築きたい、とお考えの経営者様にうってつけのセミナーのご案内です。 *セミナー名 「地方都市にビッグチャンスあり!…

えんさんの成都旅行記‐4 (グルメ編)

過去、3回にわたってお送りした「えんさんの成都旅行記」、今回は少し肩の力を抜いて「グルメ編」をお送りします。 成都は四川省省都、料理と言えば、もちろん「四川料理」。 四川料理の代表的な味付けは「麻辣(マーラー)」と呼ばれます。 「麻(マー)」…

えんさんの成都旅行記-3 (価格調査編)

前回に続いて、本日も「成都旅行記」の続きを。 前回は市場調査編と題して、成都市内の百貨店など商業施設の様子を紹介しました。 今回は、そこで買物をした色んなものの価格について、ひたすら紹介してまいりたいと思います。 ちなみに前回も引用したジェト…

えんさんの成都旅行記-2 (市場調査編)

前回のエントリー「えんさんの成都旅行記‐1(行程編)」に続き、本日は成都の市場動向や経済発展ぶりについて、写真を多数交えてレポートします。 まずは上海空港にて。 構内にはファミリーマートがいくつかありました。 国内線の待合所風景。携帯電話は、…

9月16日(金)14時より 『3日間で劇的改善!! 売れる!WEBページ構築セミナー』開催いたします。

本日は、15時から『企業再生・事業承継 基礎セミナー』を実施します。 おかげさまで早々に満員御礼、あとは参加者の皆様に多くのことを得ていただくよう、本番をがんばるばかりです。 さて、これに加えてまたまたセミナー開催のお知らせです。 今回のセミナ…

「代替品の脅威」に苦しむ任天堂

消費者向け製品市場においてアジア勢に劣勢を強いられるメーカーが多い中で、数少ない勝ち組企業の代表格であった任天堂。 (参考) 2009年4月16日 (木) 『マーケットインかプロダクトアウトか??』 http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-b…

7月16日(水) 岐阜商工会議所「Web活用型経営革新塾」 第一クール終了!

私が講師を務めさせていただき、3日間にわたって開催された岐阜商工会議所「Web活用型経営革新塾」の第一クール、7月16日(土)に終了しました。 「Web活用型」と銘打ってはいましたが、この3日間のワークはすべて紙とペン(あとは頭)を使ってのもの。「W…

大府商工会議所「農商工連携人材育成セミナー」で講演しました。

前々回のブログで予告した大府商工会議所主催の「農商工連携人材育成セミナー」、その第1クールが6月28日(水)、29日(木)の2日間にわたって開催されました。 私の出番は29日の午後からだったのですが、せっかくなので午前中に予定されていた事業者訪問に…

大府商工会議所「農商工連携人材育成セミナー」にて講演します!

先日紹介した岐阜商工会議所の「Web活用型経営革新塾」より前に、人前で話すイベントが控えていました。 それは何かというと、大府商工会議所が主催する「農商工連携人材育成セミナー」です。 http://www.obu-cci.or.jp/?p=1435 昨年度、会議所の担当の方か…

岐阜商工会議所 『Web活用型 経営革新塾』開催!

個人的なイベントが一段落し、久々(一か月ぶり)のブログ更新. 約2週間後の7月2日(土)より、岐阜商工会議所にて『Web活用型経営革新塾』が始まります。 そのメイン講師を務めるのが、何と私(遠藤久志)であります! まずは、『Web活用準備コース』と…

2011年は「家電王国」崩壊元年!?

少し前の話だが、1月6日(木)から9日(日)にかけて、コンシューマ・エレクトロニクス分野では世界最大の見本市である、「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」が米国にて開催されていた。 私は現地に行ったわけではないが、様々なレポートや…

佐々木俊尚氏のSONYに対する失望感

ITジャーナリスト佐々木俊尚氏の、Twitter上におけるSONYに対する失望のつぶやきが、昨日相当に反響を読んだようだ。 http://twitter.com/sasakitoshinao/ その発端は、以下のつぶやき。 「いまSony Readerを一応入手しておこうかと思ってネット直販のソニー…

「ガラケー」ならぬ「ガラPad」の道を歩む日本メーカーの愚

2ヶ月ほど前、「iPad」的なるタブレット型PC(最近は「スレートPC」とも言うらしい)への興味が湧きたち、中華製「Apad」を購入したものの、最近はすっかりその情熱も冷めつつある。 参考ブログ) 2010年8月 3日 (火) 『タブレット型PCに日本メーカーの入り…

「顧客接点」には手を抜くな!

昨日は、私が幹事を務めたとある酒宴があった。 幹事としては選定した会場、さらには料理が皆さんのお気に召すものかどうか、気になるところだ。 昨日利用したところは、料理は「有機野菜の刺身(食べ放題)」、「名古屋豚のデミグラスソース煮」、「かた焼…

タブレット型PCに日本メーカーの入り込む余地はあるか?

昨年春にネットブック(ASUS社のEeePC)を購入して以来、毎日持ち歩くのが習慣となっている。 液晶サイズは8.9インチ、本体重量は1.12kgと、決して重くはないが、荷物が多い時には持ち出すのが億劫になる。とはいえ、家に置いてきた日に限って必要に迫られた…

電子書籍にルビ機能は必要か?

iPadの大ヒットによって、にわかに活気付いてきた「電子書籍市場」。 少なくとも、日本国内におけるiPadのヒットは、必ずしも「電子書籍」ではないのだが、国内メーカー各社はiPadヒットによって「電子書籍」市場の拡大が本格化する、と見たようだ。 昨日は…

日本版電子書籍は「自炊」から普及する?

久々に、電子ガジェットモノの話題。 先輩診断士に触発されて購入した、ポータブルスキャナー「SCANSNAP S300」。これで名刺をスキャニングさせて、同梱の管理ソフトで一元管理を始めたところ、大変重宝している。 加えて、今までは捨てようかどうか迷ってい…

『280円居酒屋』 安さの秘密は”セミセルフ”

最近、住まいの近くの寿司屋が閉店、改装してオープンしたのは、何と『280円均一』の激安居酒屋。 前々から興味があったが、友人と飲む機会を得たので、これを機に入ってみた。 入ってみて、注文のシステムにビックリ。ペン型スキャナー(?)でメニューに貼…

グーグルも基本は”売上=客数×客単価”

一昨日に続いて、グーグルに関する書籍を読んだ。その名もズバリ、『Googleの正体』。 『アップル、グーグル、マイクロソフト』の著書でも書いてある通り、グーグルのDNAはとにかく「情報を収集し、整理すること」。その先で、一体何をしたいのか、何ゆえあ…

『脱 ガラパゴス戦略』

たびたびこのブログで指摘しているように、東アジアを中心とした新興国の市場成長において、日本メーカーはサムスンやLG電子、ハイアール、エイサーなどアジア勢に対して劣勢を強いられている。 その要因としては、長らく1億2千万人を超える日本という巨大…

SONYは日本モノづくりの代表選手!

先日書いたブログの続き。タイトルはもちろん皮肉をこめて。 参考ブログ) 2010年2月23日 (火) 『ものつくり敗戦』を地で行くSONYに未来はあるか? http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/sony-4a4f.html 昨日、名古屋市内で開催されたアマチュア…

『ものつくり敗戦』を地で行くSONYに未来はあるか?

かつて、新しいものを生み出しては大手に模倣され、「モルモット」と揶揄されたソニー。創業者の一人である井深大は、この『ソニー・モルモット論』に対し、「決まった仕事を、決まったようにやるということは、時代遅れと考えなくてはならない。ゼロから出…

予言的中?

最近、2万円そこそこでブルーレイ(Blu-ray)の再生専用デッキを購入、今の所ほとんどはDVDしかみていないが、ぼちぼちブルーレイでのソフトも出回ってきたことから、本格的にブルーレイライフを愉しみ始めている。 先週見たのは、ボニー&クライドの映画化…

日本「半導体」敗戦

ここ最近、「日本企業は技術で勝って、なぜ経営で負けるのか?」をテーマにした書籍をいくつか読んで、そのポイントをブログに書き記してきた。 参考ブログ) 『ものづくり敗戦』 2009年7月29日 (水) http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-…

ユニクロの強さは『市場の創造』にあり。

この不況下において「独り勝ち」とも言える好業績を上げているユニクロ(ファーストリテイリング)の会長兼社長である柳井正氏は、経営学の大家、ピータードラッカーを信奉し、彼の著作を繰り返し読んでいるという。かつて、ドラッカーは、企業の目的の中で…

「自前主義」が日本を滅ぼす!?

少し前のブログで、日本のものづくり産業が「自前主義」にこだわるあまり、ビジネスの垂直分離がなされると同時に加速する「国際斜形分業」によって商品の爆発的普及が始まる頃、決まって「惨敗」するという、『ものづくり敗戦』についての話題を集中的に書…

日本が「名古屋化」する!?

少し前の名古屋ブームの際、「名古屋本」なるものが結構出版されたが、「名古屋人(名古屋を中心とする中部圏の人々)の特徴」は、「世界における日本人の特徴」に似通っているという指摘を読んで、「なるほど~」と感心したことがある。 確かに、まじめでル…

『技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか』-1

このブログでたびたび、「リーマンショックでいとも簡単に赤字に転落し、来期も赤字が予想されるトヨタは果たして一流企業と言えるか?」と疑問を呈してきたが、これは何もトヨタが嫌いだから、という訳ではない(少し前に続々と出版された”トヨタ礼賛本”に…

「マス」をターゲットにするテレビに未来なし。

以前のブログで、産業としてのテレビ界における視聴率主義を批判した。一般的に批判されるとおり、昨今のテレビ番組は視聴率を追い求めるばかりに、(「報道」と冠する番組も含め)オールバラエティ化の流れがますます激しくなってきている。 視聴者を離した…

「足し算経営」の日本メーカーに未来はあるか??

昨日に続いて、またまたネットブック(ミニノート)の話題。 昨年夏にASUS社のEee PCが大ヒットして以来、わずか5万円&1kg前後のミニノートPCがヒット、参入が相次ぐ中、東芝やNECなど日本メーカーが苦戦していることは、既に述べたとおり。 参考ブログ) …