日本版電子書籍は「自炊」から普及する?
先輩診断士に触発されて購入した、ポータブルスキャナー「SCANSNAP S300」。これで名刺をスキャニングさせて、同梱の管理ソフトで一元管理を始めたところ、大変重宝している。
加えて、今までは捨てようかどうか迷っていたセミナーの資料なども、スキャニングで電子化することで心おきなく廃棄することができるようにようになった。
これにはルー大柴もベリーサプライズ(宣伝用動画だが)、ジェットダイスケも名刺の山がスッキリできて感心しきりだ。
ところで、この書類専用スキャナー、別の使い方がひそかにブーム(死語?)との事。その使い方とは、「漫画やマニュアル本をごっそりスキャニングして、本棚をスッキリさせよう!」というものだ。
その活用方法を知ったのは昨年の7月、ガジェットマニア「スタパ斎藤」のTV番組。裁断機で背表紙を切り取った書籍を、S300よりもワンランク上の機種であえる「S1500」を使用することで、短時間で電子化してしまおう、というものだ。
※YouTubeは埋め込みコード無効のため、リンクのみ案内。
http://video.watch.impress.co.jp/docs/stapa/20090721_303244.html
↓「S300」の後継機種「S1300」も最近紹介されている。
http://video.watch.impress.co.jp/docs/stapa/20100420_362262.html
↓どれくらい早いかは、下記の動画を参照のこと。
この商品のヒットのおかげで、PLUSの業務用裁断機まで売れているとのこと。
そんな、マニアだけのひそかなブームであったものが、ここに来て俄然広がりを見せつつある。iPhone、さらにはiPadの登場によって、コミック雑誌をPDF化し(この行為を「自炊」というらしい)、これを持ち歩くというという形での「電子書籍」がジワジワと広がるというのだ。
池田信夫氏は、「10年ほど前、Napsterというソフトウェアが世界のレコード会社を震撼させた」ように、書籍の自炊ファイルが、「iPadの「キラーコンテンツ」になるだろう」。と予想している。
池田信夫blog 『「自炊」でできる電子書籍』 2010年05月19日
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51422733.html
私の場合、電子媒体で本を閲覧するという興味もさることながら、日に日にスペースを圧迫する書籍の山をどうしようか図りかねているところだ。
しかし、仕事がら大概の本はハードカバーのビジネス書。これを裁断機で背表紙をバッサリ、というのはためらってしまう。まずは雑誌から手をつけるとするか・・・。
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