えんさんの成都旅行記‐4 (グルメ編)
過去、3回にわたってお送りした「えんさんの成都旅行記」、今回は少し肩の力を抜いて「グルメ編」をお送りします。
四川料理の代表的な味付けは「麻辣(マーラー)」と呼ばれます。
「麻(マー)」は舌がヒリヒリするような感覚、「辣(ラー)」は辛さのことを表しています。
成都に降り立った初日、早速その「麻辣(マーラー)」の味を体験します。
舌がヒリヒリするだけでなく、しばらくすると体から汗がジワ~と出てきました。
こちらは市内のあちこちに見られた串の屋台。
3本で10元(約120円)とお値打ちです。
ここではスパイスつけ放題となっています。
こんな食文化の地方なので、日本から進出してきたうどん屋(はなまる)にも激辛メニューが・・・。
次の日にいった食堂での麻婆豆腐も、スパイスの量が半端ではありませんでした。
こちらの麻婆豆腐をはじめ、現地の料理ではとにかく山椒を多めにふりかけているようです。
四川料理のもう一つの代表歴な料理と言えば「火鍋」。
肉や内臓、キノコや海藻どを2つのスープに浸すことで熱を通し、タレをつけて楽しみます。
日本の”しゃぶしゃぶ”のようですが、スープとたれが四川流。
スープは上の写真を見て分かるように、左に激辛スープ、右に白湯(パイタン)スープを配置して、2つの味を楽しめるようになっています。
手元にあるたれは、油の中にニンニクを混ぜたもの。
夏は蒸し暑い四川省。香辛料と油たっぷりの火鍋でスタミナをつけているのでしょう。
四川省出身の二人(ガイドの胡さん、運転手の夏さん)は、慣れたてつきで火鍋を堪能していました。
中国の「食」で外せないのが「茶」。
イトーヨーカドーの食品フロアにも、お茶売場に広めのスペースが確保されており、来客は試飲をしながらゆっくりとお茶選びができるようになっています。
最後に、成都の高級百貨店「CHICONY(チコニー)」にあった日本料理店「桜」。
注文した天ぷら定食、価格は68元(約820円)と日本並です。
日本人がたまの”舌休め”に訪れるには良い店でしょう。
といった感じで、四川の料理はとにかく辛く、体がホカホカと温まってくるものばかり!
力強い経済成長を支えているのは、こうした「食のパワー」なんだな~、ということを強く感じた4日間でした。
参考ブログ)
2011年8月26日 (金) 『えんさん成都旅行記-1 (行程編)』
http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/-1-ac92.html
2011年8月27日 (土) 『えんさんの成都旅行記-2 (市場調査編)』
http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-028a.html
2011年8月29日 (月) 『えんさんの成都旅行記ー3 (価格調査編)』
http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-39a3.html
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