中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

クラウドファンディングを成功させる7つのポイント(事前準備編)

 

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またまたクラウドファンディングの話題。

すでにネット上では、様々なプラットフォーム上にクラウドファンディングのプロジェクトが立ち上がっています。

「表に見えるプロジェクト内容はわかるけど、その裏でどんな準備をすればよいの?」と感じている方も多いことと思います。

というわけで今回は、「クラウドファンディングを成功させる7つのポイント」と題し、プロジェクト開始までの事前準備についてご案内します。

1.プロジェクトの企画

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まずはプロジェクトのテーマを決定。ここがすべての出発点となります。

クラウドファンディングは、「企業や団体全体を支援する」というよりも、その企業や団体が実施する特定のプロジェクトの支援に向いています。

例えば、こんなテーマで。

kuon.ensan-blog.net

加えてこの段階で、プロジェクト実施期間目標金額リターン内容を考えておくとよいでしょう。

2.プラットフォームの決定~申し込み

企画概要が固まったら、どのプラットフォームを利用するかを決定する必要があります。

プラットフォームによって、活用できるコースや相性が良いプロジェクトが異なります(社会貢献や地域活性化プロジェクト向きや、新商品のテストマーケティング向きなど)。

このあたりのエントリーもご参照ください。

kuon.ensan-blog.net

kuon.ensan-blog.net

なお、エントリーしたとしても企画内容やプロジェクト成立の見込みによっては、審査で落とされる可能性がある点もご注意を。

3.コンテンツの作成

決定したプラットフォームに登録し、コンテンツを作成します。

基本はわかりやすく、かつ思いが伝わる内容で。

文章に加え、魅せる画像(動画含む)も重要となります。

4.リターン品の準備

少なくとも、ページに掲載するイメージ画像を撮るために。

リターン品は具体的であればあるほど、支援者は選びやすくなり、離脱するのを防げます。

なお、本品についてはプロジェクト終了後の発送時までに準備すればよいでしょう。

 

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5.SNSでの協力依頼

クラウドファンディング実施の中で、もっとも効力を発揮するのはFacebookを始めとしたSNS

日ごろから色んな人とつながりを持ち、信頼関係を築いておくことが、クラウドファンディング実施においても重要となります(単に、SNSでつながっているだけでなく)。

なお協力依頼には、直接の支援の依頼に加え、情報の拡散をお願いするというのもありです。

6.ホームページやブログでの告知

SNSともかぶりますが、日ごろから自社メディアを持っておくことが重要です。

少なくとも開催直前からプロジェクト期間中は、バナー等でトップページの目立つところに「クラウドファンディング実施」がわかる状態とし、リンクを貼っていくとよいでしょう。

7.プレスリリース実施~メディア掲載

自社メディアに加え、公のメディア活用も大きな効力を発揮します。

少なくとも今のご時世(2017年2月時点)では、「地域のがんばる中小企業等がクラウドファンディングを実施」という話題は、比較的掲載されやすい状況にあります。

事前にプレスリリースを実施し、メディア掲載時にはすでにプロジェクトが公開されているというタイミングだとベストですね!

 

といった感じで、「クラウドファンディングを実施する」といっても、単にプラットフォームに申し込んでページ作成すればOK、というわけではありません。

上記のような7つのポイントをしっかり準備し、クラウドファンディングを成功させましょう!

※次回は「プロジェクト実施後」のポイントについて書く予定です。

それでは!

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