クラウドファンディングに相性が良いプロジェクトは?
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今回も、「クラウドファンディング」を題材にした投稿。
(参考)
クラウドファンディングの種類 「購買型」、「投資型」とは!? - 中小企業診断士えんさんの視点!
クラウドファンディングのタイプ2種、All or Nothing(オールオアナッシング)ともう一つは? - 中小企業診断士えんさんの視点!
そもそも、「クラウドファンディングを活用してみよう!」と言われても、どのような取り組みならクラウドファンディングに適しているのか、わからないと利用のしようがありません。
そこで今回は、私が考える「クラウドファンディングに相性が良いプロジェクトのテーマ」について書いてみたいと思います!
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まずは1つ目、「イベントの開催」。
イベント開催にあたっては、通常の事業活動から一歩踏み出た活動として、様々な諸費用(事前準備から当日運営まで)かかります。
こうしたイベント開催の諸費用の資金調達とともに、クラウドファンディング実施を通じたイベントの告知、集客が可能となります。
事例としては、例えばこんなプロジェクト。
「ネコ祭り」は、2022年2月22日(にゃんにゃんにゃん にゃん にゃんにゃん の日)までにネコの殺処分ゼロを目指している 保護猫カフェ「ネコリパブリック」と猫好きの有志が集まって作った猫イベント企画集団「ネコ市ネコ座」が企画したもの。
本プロジェクト実施によって、目標金額100万円に対して238.6万円の協力金が集まり、「ネコ祭り」が無事開催され、盛況であったようです。
2つ目は、「店舗・施設の開設」。
店舗・施設の開設(改修含む)には、改装やら設備導入やらでお金がたくさん必要となります。そこで、クラウドファンディングを利用し、開業資金を募ろうというものです。
例えば、こんなプロジェクト。
こちらのプロジェクトも、目標金額を達成(80万円に対して89.6万円)。
リターンとして単なる物品ではなく、店舗利用券つけることで、その後オープンした際の来店促進を行っているようです。
いずれにしても、重要な点は「共感を得るテーマ」であること。
「単に自社の利益」のためだけでなく、「世の中のため」や「地域のため」にかかわるテーマでないと、共感を得ることは難しいでしょう。
最後のテーマとしては、「新商品の開発、テストマーケティング」。
今までこの世にはなかったユニークな商品を開発した際、その開発資金や量産化に向けた資金調達、さらには新商品が世の中に受け入れられるかのテストマーケティングとしても、クラウドファンディングの活用が可能です。
例えば、こんな新商品に対して。
上記の新商品は、目標金額100万円に対して達成率は何と2,643%!
本テーマでのリターンは、「開発した新商品」そのものであることが多いので、商品そのものが、「これ欲しい!」と思わせるものであることが重要なポイントとなります。
その他にも、様々な社会的課題を解決するための一助としてのクラウドファンディング活用の例は多々ありますが、一般企業が活用する場合、おおむね上記3つのテーマに集約されると思います。
「イベント開催」や「店舗・施設の開設」、「ユニークな新商品開発」を行おうとお考えの方は、資金調達の一環としてクラウドファンディングの活用を検討してみてはいかがでしょう?
「クラウドファンディングを活用したい」と考えている企業様や、「クラウドファンディング活用のセミナー講師を探したい」とお考えの支援機関様は、お気軽にお問い合わせください!
それでは!
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