中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

群雄割拠のソーシャルメディア、衰退のきっかけは「運用の改悪」!?

 

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Twitterで非常に興味深い画像を見つけました。

「ソーシャルメディアの一生」というグラフです。

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出典元はこちら:いつか役に立ちそうな画像 on Twitter: "ソーシャルメディアの一生 https://t.co/7u3MS7BpJF"

グラフの横軸に示されているのは『PLC(プロダクトライフサイクル)』という考え方。

特定商品(製品)や商品ジャンル全体が市場に導入され、成長期から成熟期、最後は衰退期へと至る過程を、時系列で示しています。

PLCが供給者側から見た考え方なら、これを消費者側から見た考え方が『イノベーター理論』

www.jmrlsi.co.jp

新しいモノ好き・珍しいモノ好きの「イノベーター」から「アーリーアダプタ―(初期採用者)」に浸透し、「アーリーマジョリティ(前期追随者)」あたりまで浸透すると、一気に普及スピードが高まり、「レイトマジョリティ(後期追随者)」「ラガード(遅滞者)」へと普及するにしたがって成長率は鈍化していきます。

市場拡大のカギとなるのが、上記グラフにも示されているキャズム(溝)を超えること。

このキャズムを越えないと、市場拡大しないまま、マニアだけの製品(製品ジャンル)となってしまいます。

 

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 例えば、アップルでさえ越えられなかったウェアラブル端末なんかは、キャズムの手前でとどまっている製品ジャンルといえます。

 ↓「キャズム」については、永江一石さんのこちらのブログが参考になるでしょう。

www.landerblue.co.jp

はじめのグラフに戻ると、私が特に「面白い」と感じたのは、成熟期から衰退期に至る過程

一通り浸透していくと、「○○疲れ」というネガティブな言葉がはやり出し、ポロポロと離脱者が出始めます。

ここから崖に転がり落ちるキッカケが「運用による改悪」というのが、まさにスルドイ!!

思い起こせば、国内No.1のソーシャルメディアだったmixi転落のきっかけは、ユーザー拡大のための「招待制の廃止」でした。

www.j-cast.com

そして成熟期に入っているTwitter、「140文字という制限」が撤廃されるなんて噂が出始めています。

gigazine.net

これが事実なら、まさに「ソーシャルメディアの一生」に示される「運用による改悪」となってしまう可能性大です。

それぞれのソーシャルメディアが、「運用の改悪」から衰退期に陥ってしまうか否か、今後の推移に注目していきたいと思います!

それでは!

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岐阜県を中心にする中小企業診断士えんさん(遠藤久志)の公式サイトはこちら

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https://twitter.com/ensan7HDversion

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