中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

ソニー復活!デジカメ部門から、好調の要因を考えてみた。

 

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ソニーがこのところ元気です。3月期の連結業績予想は上方修正、「20年ぶりの最高益へ」なんてニュースも目にしました。

jp.reuters.com

一方で別のサイト(デジカメinfo)によると、今年ソニーが発売したデジタルカメラの数は1998年以降で「最低」とのこと記事が。

digicame-info.com

上記デジカメインフォに掲載されていたグラフがこちら。数年前までは20機種前後発売していたのが、2015年から一桁に、そしてついに今年はわずか4機種となったようです。

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冒頭に紹介した「業績好調」と、「最低」というネガティブな表現とは、なんだか相矛盾したものを感じさせます。むしろ、「意識的に、戦略的に機種数に絞り込んだ」というのが正解で、「最低」というより「最少」という表現が適当なように思われます。

 

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その証拠に、「レンズ交換式フルサイズカメラ」で国内シェアは、ニコンを抜いて2位に躍進!

digicame-info.com

 昔も今も、「カメラのツートップはキヤノンとニコン」と相場が決まっていました。

しかしここに来て、ソニーがニコンの牙城を崩してきている印象です。

大きな流れでは、ミラーあり・OVF(光学ファインダー)デジカメから、着実ミラーレス・EVF(電子ファインダー)へと移行しつつあります。例えば、こちらの若手ユーチューバは、最近ニコンのデジカメを売却し、ソニーのデジカメ(α7R III)を購入したことを告白しています。

youtu.be

少なくともデジカメの分野では、「家電メーカー」であるソニーが着実にシェアを伸ばしている様子。しかも機種を絞り込み、いずれも高価格帯の製品ばかりなので、利益率も良いのは間違いありません。

 一度は「終わった」と言われたソニー、今後の躍進にさらに期待が持てます!!

 

それでは!

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