「働き方改革」、「人出不足対応」は、一宮市の堀江織物さんに学べ!
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今話題の社会的キーワードと言えば、「働き方改革」、そして現在中小企業の最も大きな経営課題は「人手不足」への対応です。
厚生労働省は今年度より、「働き方改革推進支援センター」を全国47都道府県に配置しました。
一方で中小企業庁は5月25日、全国のよろず支援拠点に「人出不足対応アドバイザー」を設置。
そんな昨今のトレンドを、特段念頭に置いていたわけではありませんが、過去にたびたびご縁のあった堀江賢司さんに会いに、昨日(6月11日)一宮市にある堀江織物株式会社さんの新工場を訪問しました。
以前同社を訪問したのは、かれこれ4~5年前。ちょうど手狭になった工場から移転し、新工場を建てようというタイミングでした。こちらの新本社屋を訪ねたのは、今回が初めてとなります。
こちらが、同社取締役マーケティング部長の堀江賢司さん。
クラウドツールなど新しい物好きで、Evernote(エバーノート)の「仕事効率化アンバサダー」なんて肩書もお持ちです。
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新社屋を案内していただくと、まずはカラフルな模様の壁と、鮮やかな印刷の垂れ幕が目につきます。
食堂&休憩室もオープンな雰囲気!
このように、会社の「顔」となる箇所をオープンな雰囲気に変えただけで、がぜん採用がスムーズに進むようになったっとか。
中小企業、特に小規模事業者の場合、「お客様(社外の人)へのおもてなし」を行う”場”を疎かにしがちです。「採用がうまくいかない」、「内定を出しても、向こうから辞退されてしまう」という悩みをお持ちの経営者は、まずは「おもてなし」の場をキレイすることから始めてはいかがでしょう?
さらに工場内もご案内いただきました。
同社では、新工場移転を機に、段階的に設備の更新も行っているとのこと。
もちろん、製造面での品質向上や生産性アップという直接的な効果もありますが、何より「無理な残業を強いる」ことが少なくなったことで、従業員の定着率もグッとあがったとのこと。
中小企業の中には、「大手と違って融通が利く」というのを強みに掲げているところも多くみられます。しかし、従業員さんへの無理な残業を背景としているようでは、今のご時世、早晩は「人」を起点として上手く回らなくなってしまいます。
「働き方改革」、「人手不足対応」というと、労務面の制度整備や採用の局面だけに注目が集まりがちです。しかし、真の「働き方改革」推進、「人手不足」克服のためには、社内の現場改善への取り組みが不可欠!
まさに今話題の「働き方改革」&「人手不足対応」に悩んでいる中小企業は、堀江織物さんの取り組みに学べるところが大いにあると感じました!
それでは!
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