中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

新型iPhone(iPhone SE)と新iPad Pro発表。もはやAppleも「改良型」商品しか出せなくなった。

 

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かつてに較べて、あまり大きな話題になっていませんが、Apple社がiPhoneとiPadの新製品を発売しました。

www.buzzfeed.com

www.gizmodo.jp

上記サイトから概要を拾い出してみると、新型iPhoneの名称はiPhone SE

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出典:Apple公式サイト

大型化したiPhone6、6Plusからぐるっと回って、今度は小型化(液晶サイズ4.0インチ)に逆戻りしたようです。

パッと見は、私が持っているiPhone5sと同じサイズ

違うのは、OSが最新版(iOS9)である点と、動画が4K対応となったところでしょうか。

もう一つ、iPad Proは9.7インチバージョンが登場。

昨年発売されたiPad Proは12.9インチ、重量は700g超とかなり大きめの製品でした。

この大きさ・重さのタブレットを購入する人は、特殊な用途に使う層に限られたのでしょう。

より対象層が広がるように、やや小さ目&かなり軽い(450g弱)の製品を投入したものと思われます。

よくよく調べてみると、9.7インチというのは、私も持っているiPad Airと同じサイズ

新型「iPad Pro」というより、新型「iPad Air」と言った方がよさそうな製品です。

 

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と言ったように、もはやApple社は「今までにない、あっと驚く製品」を発表することはなく、今までの製品の改良版・進化版を発表するにとどまっています。

かつて、「Sonyは、Appleにお株を奪われた!」、「日本のメーカーは、革新性でAppleに後れをとってしまった!」といったApple賞賛論日本メーカーダメダメ論が大きく幅を利かせました。

しかし、iPhoneが発売されたのは2007年、iPadは2010年に発売されたことを考えると、Appleは10年弱で改善・改良型製品を発表するフツーの企業に落ち着いてしまった、といえます。

一方SONYは、かつてほどの輝きを発していないにしても、井深大が1955年にトランジスタラジオを発売して以来、盛田昭夫はウォークマンを、大賀典雄はCD(コンパクトディスク)を、(関係会社ですが)1994年に久夛良木健がプレイステーションを開発と、40年にわたって革新的な製品を産み出してきたといえます。

もちろん、革新的な製品はもう生み出せないにしても、AppleStoreでアプリを販売するエコシステムを確立したAppleの牙城は、簡単に崩れるものではありません。

しかし、どっちがより革新的な企業なのか、長い目で見たら評価が分かれるかもしれません。

結論:Apple&SONY、どっちもガンバレ!!

それでは!

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