SIMフリースマホに乗り換えて一年、またまたモバイルWifi(Next-Mobile)を導入することになりました。
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昨年のちょうど今ごろ、スマホをキャリア(ソフトバンク)からSIMフリースマホ(Zenfone3)&格安SIM(U-mobile)に乗り換え、その顛末をブログに書きました。
Zenfone3がテザリング可能ということで、同時にモバイルWifi(Y-mobile)も解約しました。これによって1.5万円/月くらいだった通信料(スマホ代が月1万円強、モバイルWi-Fiが4,000円強)が4,000円強/月と、約1万円/月の削減が実現できました!
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ただし、使ってみてまったく不満がないわけではありません。唯一といってよい不満点は、「テザリング時の通信速度の遅さ」でした。
外出時のPC仕事に加え、セミナー登壇時にネット情報を閲覧しようとしたとき、なかなかダウンロードが進まず、受講者を待たせてしまったこともしばしば。
そこで、単なる「固定費削減」ではなく「生産性向上」を実現すべく、改めてモバイルWi-Fiの再導入を決定!
色々とネットで情報収集をした結果、比較的割安でかつ「対応エリアが広い」ということが決め手となり、「Next-Mobile」を契約することとしました。next-mobile.jp
料金プランは現在、月当たり20GB・30GB・50GBの3コースが用意されています(私が導入したときは確か、20GBと使い放題の2コースだった気がしますが・・・)。
スマホ以外の端末(ノートPC&タブレット)に使うだけなので、一番少ないプラン(といっても20GB)を選択しました。安心サポート(300円/月)も含めても月3,000円強の通信料で20GBと、良い時代となりました!
というのも、以前の機種(イーモバイル、現ワイモバイル)は月7GBまで(それ以上は追加料金が発生)。また3日間で1GBに達すると低速モードになってしまうということで、毎月ヒヤヒヤしながら利用していたものです。
モバイルルーターは『FS030W』という機種。地味な外観ですが、特にデザインにこだわるものでもなし。丸一日外出しても充電なしで何とかなっています。
というわけで、格安SIMで月25GB、モバイルWi-Fiで月20GBの通信が可能な体制となりました。これだけ使えても月額通信料は7,000円程度(極端に長電話をしなければ)。
今までは通信量を気にして使えなかった音楽のストリーミングや、外出先でのYoutube動画閲覧もさほど気にせず使えそうで、気分的に自由度が一気に広がった感じです。
改めて数年ぶりにモバイルWi-Fiを見直したところですが、以前より大容量にかつ安価になってきている感じです。
日ごろ通信料(&通信量)を気にして肝心の生産性を落としてしまっている方、最新のモバイルWi-Fi導入を考えてみてはいかがでしょう?
それでは!
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【再警告】5年リースのホームページ制作には気をつけろ!注意すべき3つのポイント
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2年前に、『「5年リース」のホームページやクーポンアプリ導入は慎重に!!』という投稿をしたのですが、最近これに当てはまるトラブルに巻き込まれた創業者がいたので、再度同じテーマで投稿します。
今回の件、詳細は明かせませんが、創業間もない女性起業家に一本の営業電話が。
「ホームページがまだありませんね。これを機に制作しませんか?」
「どうやってうちのこと知ったの?」と聞いたところ、彼女はとある民間資格を取得し、その資格の協会ホームページに事業所情報を掲載していました。
業者は、その中でまだホームページをもっていない事業者に対して集中的に営業攻勢をかけていたのとことです。
その後、彼女は業者のモーレツな営業攻勢に押され、契約を結んでしまったとのこと。例によって、月2万円~3万円の範囲内での5年リースの手法によって。
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信販会社も巻き込んでの契約で、途中解約したら莫大な違約金を取られる仕掛けとなっているので、素人が抗議したところで状況は代えられません。
こうした被害を被る事業者が増えないよう、「注意すべきホームページ制作業者」3つのポイントを今回書いてみたいと思います。
1.電話営業をかける業者に要注意!
ウェブコンサルの間では笑い話なのですが、「ウェブやSEOに強い業者がなぜ電話で営業する?」。言われてみれば当たり前の話しですが、本当にウェブやSEOに強いのであれば、自社もウェブから集客できるでしょうに。
2.「初期費用無料」をうたう業者は要注意!
「初期費用無料」といっても、5年にわたる継続契約を結んでしまったら、月額料金の60倍かかってしまいます。「無料」の文字には要注意です!
3.会社概要に代表者の氏名がない企業に要注意!
今回の件、相談者から制作業者名を聞いて、そこのホームページを見たところ、確かに法人格は有しているようですが、その実態は見えづらいです(素材集の画像やイラストのみ)。さらに、代表取締役の氏名が掲載されていない!ましてや代表者の顔写真も掲載されていません。
モラルに自信のある企業であれば社長は顔出しして当然、「これからは顔出しの時代」なのです!
この3つ、「すべてに当てはまるホームページ制作業者は怪しい」と考えて間違いありません!!要注意です!!!
それでは!
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岐阜市川原町『長良川てしごと町家CASA』オープンレセプションパーティに参加してきました!
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鵜飼開きが行われた翌日の5月12日(土)の夕方、長良川鵜飼のお膝元である岐阜市川原町に足を運びました。
お目当ては、本日オープンした新観光拠点『長良川てしごとCASA』のオープニングレセプションパーティ。
『長良川てしごとCASA』は、NPO法人ORGANさんが一昨年にオープンした『長良川デパート湊店』に続く、岐阜市川原町の町家を改装してできたショップ&体験施設です。
(参考ブログ)
「CASA(カーサ)」とはスペイン語で「家」の意味ですが、「和傘」の「かさ」ももじってのネーミングです。長良川デパート湊店では売り場面積の関係上、十分に展開できなかった和傘が、今回のお店ではズラッと並べられています。
かつて隆盛を誇った岐阜市の地場産業と言えば、和傘。江戸時代、岐阜市南部の加納藩が藩の産業として奨励し、昭和20年代には年間1,500万本もの生産があったとのこと!
かくいう私の祖父も、一時期傘貼りの仕事をしていたことがあると聞いています。「職人」というほど大げさな話ではありませんが、かつてはこの辺りの人々は何らかの形で和傘産業とかかわりを持っていたものと思われます。
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店内左手には、もう一つの岐阜市の伝統産業「岐阜提灯」が展示されています。
さらに奥に進むと活版印刷機が!
こちらでは、活版印刷による名刺・ショップカード等の印刷製造に加え、ワークショップを通じて活版印刷の体験もできるようになるそうです。
今回私がオープンレセプションパーティに参加できたきっかけは、こちらのクラウドファンディングから。
ささやかながら『長良川てしごと町家CASA』に向けた資金協力を行ったことで、パーティ参加その他のリターンを得ることができました。
リターンの一つとしてユニークなのが、瓦への名入れ!
私の他にも、知ったお名前をチラホラ確認することができました。
レセプションパーティでは、『長良川てしごと町家CASA』に入居してショップや体験工房などを行う方々を紹介。
当日配布された資料によると、下記のような方々が入居や共同利用をされるようです。
*長良川てしごと町家CASA 入居者
- 和傘CASA(和傘、AKARI小売)
- ORGAN活版印刷室(活版印刷・体験)
- ミナト製傘合同会社(岐阜和傘竹骨製造)
- 株式会社オゼキ(イサムノグチAKARI ショールーム)
- スタジオヒヨリ(写真スタジオ)
*共有工房利用事業者
- 高橋和傘店(岐阜和傘製造)
- 傘日和(岐阜和傘製造)
- 有文堂(和製本製造)
- 安藤竹細工店(竹工芸製造)
- 郡上木履(郡上下駄製造販売) ほか
オープニングセレモニーは、「テープカット」ならぬ「和傘開き」!
NPO法人ORGANの代表 蒲勇介さんに加え、柴橋正直岐阜市長をはじめとした来賓の方々と、金華山・岐阜城をバックに、岐阜和傘を高らかに掲げました。
蒲さんは、「若いてしごと職人が儲けて食べていけることによって、伝統の技を未来に引き継ぎたい!」、「二歩日の和傘産地・岐阜の伝統産業を持続可能なものとするため、10年後に岐阜和傘を10億円産業にしたい!」とあいさつで熱く語られました。
『長良川てしごと町家CASA』のオープンがその起爆剤となるよう、大いに楽しみにしたいと思います!!
それでは!
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セイコー・クレドールはブランドとしてのフィロソフィー(哲学)はあるか?~熊本地震で全壊した老舗時計店への仕打ちから考える。~
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本日、SNSで話題になったニュースから。
熊本で124年の歴史を持つ「ソフィ・タカヤナギ」は熊本地震後、仮店舗で営業している。入居していたビルは現在再建中で、今年11月に元の場所で店舗をオープンできる予定だという。その状況の中、セイコーウオッチから販売ノルマを達成できなかったことを理由に取引終了の通知が届いたとTwitterで公表した。
「ソフィ・タカヤナギ」が公開した書面によるとセイコーウオッチは、「2017年1月1日より2017年12月31日までの販売金額」が基準に至らなかったため、高級時計「クレドール」の正規代理店としての認定を取り消すと通知。在庫品の返品を不可にするとともに、ブランドイメージを損ねる販売方法をとらないよう配慮を求めている。このセイコーウオッチの「確認書」は2018年1月24日付けとなっている。
対象となったセイコーのブランド「クレドール」には、こんな説明があります。
クレドールは、日本の美意識を凝縮させた時計デザインを目指しています。
世界に通用するオリジナリティ
「日本ならではの美意識」
「時代、文化を超える普遍性」
「調和の取れたプロポーション」
「細部まで配慮が行き届いた精緻さ」クレドールのデザインは芸術性に偏らず、多くの人に受け容れられることを基本としています。しかし単に平凡で存在感のないデザインに決してならないのは、常に新しいスタイルを作り出していくという提案性を失わないからです。
公式サイトに掲げる高尚なブランドコンセプトとは対照的に、九州の大都市(人口74万人)である熊本市で、124年の時を刻み続けてきた老舗時計店に対する仕打ちは、あまりに機械的で冷たいものでした。
出典:「ソフィ・タカナヤギ」公式サイト
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セイコー「クレドール」は、同社の高級ブランドとして、当然バックにはブランドコンセプト、さらにはバックボーンとなるフィロソフィ(哲学)があるはずです。
しかし、残念ながらその高尚なフィロソフィ(哲学)は、末端の営業現場まで浸透していなかった、と言わざるを得ません。
ブランドを築き上げるには長い年月がかかることを、「時間(とき)」を刻み続けてきたセイコーは、どこよりもわかっていたはず。そして、ブランドイメージが崩れるのは一瞬であることも。
今回の一連の騒動を受け、セイコー社がどのような対応をとるのか、「ブランド維持」の観点から注目してまいりたいと思います。
それでは!
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「仮説思考」なきマスコミは真実に迫れるか?
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※今回時事ネタ(政治ネタ)を扱いますが、その問題そのものを深く取り扱うわけではないのであしからず。
本日、スナップマート株式会社代表の江藤美帆(えとみほ)さんのこんなつぶやきに、コメント付きリツイートをしたら、うれしいことにご本人さんに「いいね」をしていただきました!
Webメディアの取材受けてて思うのは、「この人に取材しよう」ってのしか決めてなくて「この人からこんな話(発言)を引き出そう」っていう企画意図が見えないことが多いってことですかね。逆にテレビはそれが見えすぎてげんなりしたりもしますが、なさ過ぎても面白いものは出てこないんですよね。
— えとみほ (@etomiho) 2018年3月22日
ちなみに、私のコメント付きリツイートはこちら。
いずれも「仮説思考」の欠如ですね。何も仮説がないと話の方向性が定まらない。ストーリーありきだと、仮説から軌道修正が効かないのでこれまた困りもの。 https://t.co/IujLRoUTey
— 遠藤久志(中小企業診断士) (@ensan7HDversion) 2018年3月22日
言いたかったのは、「この人からこんな話を引き出そう」という考えなしにインタビューする人も、「この人からこんな話を絶対引き出していやる!」という人も、一見正反対のようで、実は「仮説思考」を持っていないという点では共通している、ということです。
「仮説志向」とは下記リンクによると、「漠然とした状況の中で、論理的な解がなくても、前提条件を置き、正しいと想定される仮説を立て、仮説のもとに検討を進めること」とあります。
「仮説思考」のスキルはコンサルタントのみならず、経営者を始めとしたあらゆるビジネスパーソンに求められるものといって過言ではありません。
「仮説思考」の「仮説」とは、「仮の目的地」。「目的」なしにものごとを始めると、行き当たりばったりとなってしまいます。
一方、状況の変化や実際に動いてみてわかった新たな事実から目をつぶり、当初の仮説(目的)にこだわりすぎると、融通が利かずにこれまた目標にたどり着けなくなってしまいます。
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タイトルにある「マスコミ」の取材においても、「仮説思考」は重要なスキルであると考えられます。ある程度、「この人からこんな答えを引き出そう」と考えてインタビューに臨むことは大切ですが、「事前に想定したストーリーから外れた事実を受け入れない」ようでは、真実に迫ることはできません。
ところが、昨今騒がれている「森友問題」をめぐり、元大蔵官僚の高橋洋一氏へインタビューを行ったマスコミ関係者は、この「仮説思考」を持ち合わせていなかったようです。
財務省(近畿財務局)による文書書き換え問題について、元大蔵官僚の立場から「官僚の政治家への忖度はあり得ない」と答えたところ、「そういう答えでは使えない(=報道できない)」と回答されたとのこと。
「官僚の政治家への忖度はあったのではないか」というのは、あくまで仮説でしかありません。しかし、その「仮説」を「絶対的に動かしがたいストーリー」と考えているマスコミ関係者が、この問題の真実に迫れるとはとても考えられません。
「仮説」はあくまでも「仮説」。
コンサルタントも、経営者も、ビジネスパーソンも、「仮説」を持ちつつも、それは「あくまで仮説」と割り切って、柔軟に軌道修正を図っていきたいですね!
それでは!
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