岐阜市川原町『長良川てしごと町家CASA』オープンレセプションパーティに参加してきました!
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鵜飼開きが行われた翌日の5月12日(土)の夕方、長良川鵜飼のお膝元である岐阜市川原町に足を運びました。
お目当ては、本日オープンした新観光拠点『長良川てしごとCASA』のオープニングレセプションパーティ。
『長良川てしごとCASA』は、NPO法人ORGANさんが一昨年にオープンした『長良川デパート湊店』に続く、岐阜市川原町の町家を改装してできたショップ&体験施設です。
(参考ブログ)
「CASA(カーサ)」とはスペイン語で「家」の意味ですが、「和傘」の「かさ」ももじってのネーミングです。長良川デパート湊店では売り場面積の関係上、十分に展開できなかった和傘が、今回のお店ではズラッと並べられています。
かつて隆盛を誇った岐阜市の地場産業と言えば、和傘。江戸時代、岐阜市南部の加納藩が藩の産業として奨励し、昭和20年代には年間1,500万本もの生産があったとのこと!
かくいう私の祖父も、一時期傘貼りの仕事をしていたことがあると聞いています。「職人」というほど大げさな話ではありませんが、かつてはこの辺りの人々は何らかの形で和傘産業とかかわりを持っていたものと思われます。
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店内左手には、もう一つの岐阜市の伝統産業「岐阜提灯」が展示されています。
さらに奥に進むと活版印刷機が!
こちらでは、活版印刷による名刺・ショップカード等の印刷製造に加え、ワークショップを通じて活版印刷の体験もできるようになるそうです。
今回私がオープンレセプションパーティに参加できたきっかけは、こちらのクラウドファンディングから。
ささやかながら『長良川てしごと町家CASA』に向けた資金協力を行ったことで、パーティ参加その他のリターンを得ることができました。
リターンの一つとしてユニークなのが、瓦への名入れ!
私の他にも、知ったお名前をチラホラ確認することができました。
レセプションパーティでは、『長良川てしごと町家CASA』に入居してショップや体験工房などを行う方々を紹介。
当日配布された資料によると、下記のような方々が入居や共同利用をされるようです。
*長良川てしごと町家CASA 入居者
- 和傘CASA(和傘、AKARI小売)
- ORGAN活版印刷室(活版印刷・体験)
- ミナト製傘合同会社(岐阜和傘竹骨製造)
- 株式会社オゼキ(イサムノグチAKARI ショールーム)
- スタジオヒヨリ(写真スタジオ)
*共有工房利用事業者
- 高橋和傘店(岐阜和傘製造)
- 傘日和(岐阜和傘製造)
- 有文堂(和製本製造)
- 安藤竹細工店(竹工芸製造)
- 郡上木履(郡上下駄製造販売) ほか
オープニングセレモニーは、「テープカット」ならぬ「和傘開き」!
NPO法人ORGANの代表 蒲勇介さんに加え、柴橋正直岐阜市長をはじめとした来賓の方々と、金華山・岐阜城をバックに、岐阜和傘を高らかに掲げました。
蒲さんは、「若いてしごと職人が儲けて食べていけることによって、伝統の技を未来に引き継ぎたい!」、「二歩日の和傘産地・岐阜の伝統産業を持続可能なものとするため、10年後に岐阜和傘を10億円産業にしたい!」とあいさつで熱く語られました。
『長良川てしごと町家CASA』のオープンがその起爆剤となるよう、大いに楽しみにしたいと思います!!
それでは!
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