中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

「ターゲット顧客」という言葉に違和感を感じませんか?

 

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まもなく2016年もおしまい!

私は11月~12月にかけて、通常の個別企業への経営支援に加えて、立て続けに「創業セミナー」講師を務めました。

一つは山県市商工会の「やまがた創業塾」、そしてもう一つは津島市にて「創業のための小商い講座」

(参考)

しごとおこし事業

いずれのセミナーでも、オリジナルテキストを作成して利用しているのですが、いわゆる「経営用語」に違和感を感じることもしばしば。

一つは「戦略」

もともと経営学は、経営を戦争になぞらえていることから、戦争(軍事)に由来する言葉が多くあります。

戦術しかり、オペレーションしかり。

しかし経営は戦争とは違います。

競合を打ち負かすことで勝利を得る戦争と違い、経営はお客様の方向を見て行うもの。

あまりに競合を意識するあまり、お客様のことを置き去りにしていては、「勝者なき消耗戦」に陥ってしまいます。

 

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そして今回のブログのタイトルにある「ターゲット顧客」

経営やマーケティングの用語として必ず用いられますが、要はお客様をターゲット(標的)に例えているわけです。

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ターゲット(標的)というと、お客様を「いかに射止めるか」という対象として見ているような感じを受けます。

お客様は「射止める対象」というよりも、事業を通じて「喜んでいただく対象」であり、もっと言えば「幸せにしたい対象」ではないでしょうか?

これから創業を志す方も、今何かの事業を行っている方も、「お客様」=「ターゲット顧客」という発想を切り替えて、問い直してみてはいかがでしょうか。

あなたは事業を通じて、「誰に喜んでいただきたい」ですか?

あなたは事業を通じて、「誰を幸せにしたい」ですか?

それでは!

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