中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

最悪の事態は最悪のタイミングでやってくる。

 村山総理の時代には、阪神淡路大震災が起きた。初動が遅れ、大惨事を招いた。

 そして鳩山総理の時代、宮崎にて口蹄疫が発生した。5月1日、鳩山総理は熊本に足を運んだが、宮崎は振り向きもしなかった。

 自民党の谷垣総裁は、Twitterでこう記している。

*4月27日

 「先ほど宮崎県の東国原知事が党本部にお見えになり、確認された家畜伝染病である口蹄疫に迅速に対応するよう自民党から政府に働きかけてもらいたいとの要望を受けました。深刻な問題であり、明日宮崎県にお伺いすることを知事にお約束しました。現場の声をしっかり聞いてまいりたいと思います。」

*4月28日

 「宮崎から戻ってまいりました。口蹄疫を封じ込めるために必死で対応している農家、JA、自治体など関係者の悲痛な声を聞き地域全体を蝕む大変な事態だと改めて認識しました。なかでも「10年前の対応に比べて今の政府は初動が遅い」と多くの声。鳩山政権には迅速な対応を強く求めたいと思います。」

*4月30日

 「口蹄疫対策本部を党本部で開き、22日に続き再度政府に申し入れを行うこととしました。私が宮崎入りした翌日にやっと本腰を入れ始めたようですが今の政権は緊張感が乏しいと言わざるを得ません。私どもも政府にカツを入れられるよう気合を入れて頑張りたいと思います。」

口蹄疫自衛隊派遣要請=宮崎県』 5月1日20時44分配信 時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100501-00000117-jij-pol

 「宮崎県は1日、口蹄(こうてい)疫発生に伴う一連の処理作業を進めるため、自衛隊災害派遣要請を行った。期間は1週間程度で、被害が拡大すれば延長も検討する。

 隊員は陸上自衛隊都城駐屯地や隣県の基地から派遣される予定。川南町の農家で殺処分を終えた牛約1000頭を運搬して土の中に埋めるほか、周辺の消毒作業を行う。

 宮崎県はまた、移動制限区域内にある同町の養豚農家で4月30日に口蹄疫の症状を示した豚1頭が見つかり、遺伝子検査などから感染の疑いが分かったと発表した。この農家の殺処分対象は豚3882頭と、1回の処分としてはこれまでで最多。今回の口蹄疫発生後に処分した牛と豚は計8000頭を超えた。」

 鳩山首相所信表明演説で、「いのちを大切にしたい」と何度も述べた。宮崎県の農家、そして観光産業などは悲鳴を上げている。「思い」は口にするが、まったく行動に移さない、そのような人物を誰が信頼するといえるだろう?

参考ブログ) 『口蹄疫・民主の無責任』

http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/6b3012bc4ce370d6ec6e49f899cbc448

 

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