中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

世界遺産

人類の長い歴史に中で創造され、現在なおその姿をとどめる貴重な財産、それが世界遺産である。社団法人日本ユネスコ協会のサイトによると、「世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた貴重なたからもの」と定義してある。ちなみに日本の世界遺産として現在、法隆寺、姫路城などの11件の文化遺産と(京都、奈良などは包括的に登録)、屋久島など3件の自然遺産が指定されている。

ところで、日本の歴史的建造物で、もっとも長い歴史を誇るものといえば(正確なことは判らないが)、伊勢神宮熱田神宮出雲大社などではないだろうか。ところが、これらの建造物や地域一体は、暫定リストにさえ名を連ねていない。なぜなら、これらの神社は遺跡どころか脈々と受け継がれ、(表現は変だが)現役の神社として生きているからである。約2000年の歴史を持ち、なおかつ毎年初詣でを始めとして参拝客が絶えない。消して過去の遺物にはなっていないのである。