平成28年度(第二号)補正予算が閣議決定!例によって「ものづくり補助金」「持続化補助金」がありそう。
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すでに新聞・テレビなどのニュースでご存知の方も多いと思いますが、参議院選が終わって新内閣も発足し、8月24日に平成28年度(第二号)補正予算が閣議決定されました。
財務省の公表資料によると、
「3.英国のEU離脱に伴う不安定性などのリスクへの対応並びに中小企業・小規模事業者及び地方の支援」という項目の中に、中小企業支援策が盛り込まれています。
表題としては、「(2)中小企業・小規模事業者の経営力強化・生産性向上支援」として、1,176億円の予算が積まれているようです。
具体的には、「中小企業の革新的ものづくりやIT導入等の支援」というのがいわゆる「ものづくり補助金」、「小規模事業者の販路開拓等」というのがいわゆる「持続化補助金」と見込まれます。
予算配分を過去の実績から推測すると、「ものづくり補助金」が1,000億円、「持続化補助金」は100億円といったところでしょうか。
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より詳しい内容が、8月2日に内閣府が公表した、『「未来への投資を実現する経済対策」について』という資料に書かれています。
上記の資料によると、
①ものづくり・商業・サービス産業における革新的な開発の支援やIT導入、海外展開、商店街の集客力向上支援策などを行い、中小企業・小規模事業者の生産性向上を図る。
(中略)
④地域の需要の変化に応じた持続的な経営に向け、小規模事業者による販路開拓の取組を支援する。
とあります。
④はそのまま「持続化補助金」と見ててよいでしょう。
①については、「ものづくり補助金」よりももう少し幅広い支援策が用意されているのかも知れません。
(8月30日追記)
経済産業省HPによると、「ものづくり補助金」的な支援策の名称は「地域未来投資促進事業」という名称で1,001.3億円、「持続化補助金」的な支援策の名称は「小規模事業者販路開拓支援事業」という名称で120億円とのことです。
平成28年度経済産業省関連予算等の概要(METI/経済産業省)
事業者及び支援機関が気になるところとしては、これらの公募がいつ実施されるのか?
少なくとも「第二次補正予算」の成立は秋口、早ければ10月中と見てよいと思います。
それにしても、「英国のEU離脱」など色んな枕詞がつきつつも、打ち出される施策はいつもと同じ、という印象。
いずれにしても、経営を一歩先に進めるためのきっかけとしたい事業者さんは、今のうちから計画を固めておくことが大切ですね!
それでは!
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