補助金活用する企業が元気がよいのはなぜか、考えてみた。
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今月になってようやく、ここ数年の季節行事(?)となりつつある補正予算に絡む補助金申請に関わる仕事がいち段落しつつあり、地に足のついた本来の企業支援が行えるようになってきました。
と同時に、これら補助金関係の採択企業がボチボチと公表され、その結果も気になるところであります。大きなところでは、6月6日にいわゆる「ものづくり補助金」の採択事業者が公表されました。
一覧を見ると、過去にご縁のあった企業を含め、知っている企業の名前もチラホラ・・・。
あくまで私の肌感覚ですが、「補助金活用している企業」と「元気のある企業」との間には、かなり密接な関係がある気がします。
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「補助金もらうから資金繰りが楽になって、元気になるんでしょ?」と突っ込まれるかもしれませんが、それだけとも言い切れません。
補助金活用する企業はなぜ元気がよいのか、私なりに考えてみました。
1.情報の感度が高い
補助金公募情報に限らず、元気のよい企業は情報にアンテナを張っていて、情報への感度が高い!経営資源で「ヒト・モノ・カネ」に加え、「情報」を付け加えることがありますが、まさに「補助金活用企業」は、「情報」を有効活用している企業と言えます。
2.情報が自然と入ってくる関係性を築いている
1.ともつながりますが、「補助金活用企業」はステークホルダー(利害関係者)との間に、有用な情報が自然と入ってくる良好な関係性を築いているといえます。例えば、商工会議所、金融機関、行政など。
外部との良好な関係性を築ける企業風土は当然、お客様との良好な関係づくりとつながっていると思います。
3.自社と強みを第三者にわかりやすく伝えられる。
補助金申請の核となる書類は事業計画書。採択につながる評価の高い事業計画書をつくりあげるためには、自社の強みや自社を取り巻く企業環境を、第三者にわかりやすく伝えるスキルが求められます。
また、補助金申請などを通じて「自社の強み」を伝える経験を重ねることで、ますます第三者(お客様含む)に対するプレゼン能力が磨かれていきます。
といったように、「情報」は一見平等に流されているようですが、タイムリーに入手して活用する企業できる企業はごく一部。「補助金を有効に活用できる企業」は、その一つの表れといっても良いですね!
それでは!
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