中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

容量無制限!「AMAZON PHOTOS」が凄そう。

 

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 今や、ノマドワーカーやフリーランスには欠かせないウェブサービスであるクラウドストレージ

ファイルの置き場所が一元化されることで、「このファイル、どこに保存してあったっけ?」なんてことも、「ファイルが自宅PCにしかないので、出先では確認できません」なんてこともなくなりました。

「インターネット上にデータを置くなんて危なっかしい」と感じる方もおられますが、もしろUSBメモリでデータを持ち歩いた方が紛失の心配もあり、自宅や事務所のハードディスクに保存しても、天変地異で物理的に破壊される可能性があるわけで、むしろ世界的に普及しているクラウドサービスを利用した方が、セキュリティ的にも安全と言えます。

※もちろん、万が一のこともあり、またログインID・パスワードが漏れたら漏えいの心配もありますので、「100%安全」とは言い切れません。

 ちなみに私の場合、ビジネス用途ではDropboxを、子どもの画像アップ先としてはキヤノンが提供している「WithPhoto(ウィズフォト)」というサービスを利用しています。 

www.dropbox.com

withphoto.jp

いずれも無料の範囲内で利用していることもあり、Dropboxの場合は2GBまで、WithPhtotoの場合までは10GBまでの容量となっています。

加えて、Googleが提供しているGoogleドライブも利用していますが、こちらはGメールも含むGoogleサービスもろもろを含めて、無料の場合15GBまで。

といった感じで、各々無料サービスの範囲内だと容量制限を気にしながら運用をしているわけです。

 

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 そんな中、インターネット界の巨像Amazonが、新たなクラウドストレージサービスをリリースしてきました。それが、容量無制限のクラウドストレージサービス『AMAZON PHOTOS』です。

k-tai.impress.co.jp

こちらは、あくまでAmazonプライム会員(年会費3,900円)向けのサービスではありますが、追加料金なしに容量無制限というのは非常に魅力的です。

ただし、いろいろな制約条件があり、取り扱えるデータ形式は、あくまで画像・写真のみ(JPEG/PNG/BMP/TIFFなど)、それ以外のファイルをアップロードした場合、Amazonの従来からのクラウドストレージサービスである「Cloud Drive」の契約容量内でアップロードできるようだ。

下記ブログによると、使い勝手もまずまずで画像データのバックアップ先としては有効な選択肢になりそうです。

smhn.info

気になるのは、Amazonはどのような狙いで、こんな大盤振る舞いのクラウドストレージサービスをリリースしたのかということ。

Amazonのビジネスモデルとしては、いかに顧客がAmazonというプラットフォーム上で多くの商品の購入やデータダウンロードを行ってもらうか。いうなれば、他のネットサービスや小売店でなくAmazonをいかに利用してもらうかが、基本的な戦略となっています。

その基本戦略の中で重要な施策となっているのが、Amazonユーザーのプライム会員率アップ。今回の「Amazon Photos」サービスリリースは、プライム会員の魅力を高めてユーザーを囲い込むための、Amazonならではの強かな方策と言えるでしょう。

それでは!

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