マクドナルドにロッテリア、ハンバーガーチェーンはどこに向かう!?
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マクドナルドの凋落が止まりません。
転落の引き金となったのは、食の安心・安全にかかわる原材料工場での品質管理に関わるスキャンダル。
しかし、その後も業績回復の兆しが見えないということは、マクドナルドの提供する商品・サービスが、もはや現代日本人のニーズにマッチしなくなっているというのが真の原因でしょう。
そんなマクドナルドを巡るニュースが相次ぐ中、もう一つのハンバーガーチェーン店の雄、ロッテリアは今どんな状況か?
12月25日の昼、食事をじっくり摂る時間がなかったので、たまたま通りかかったロッテリアに入店してみることにしました。
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入店してみてビックリ!12時少し前の時間帯だというのに、お客さんは私以外はお子様連れの女性2組だけ。
その後もお客様の入りはパラパラといった感じで、ランチタイムだというのに店内はガラガラでした。
さらに驚いたのが、クリスマスだということで注文したチキンの大きさ!
120円ということでそれほど期待はしていなかったのですが、あまりに小さいのでガクゼンとしてしまいました。
※画像では、手前にあるのでやや大きく見えますが、実際は本当に小さいです。
肉の質量でいったら、ケンタッキー・フライド・チキンの3分の1くらいでしょう。
もちろんジューシーは及ぶべくもありません。
「顧客の期待を上回る」ことは、固定客(ファン)をつくるための必要条件なのですが、残念ながらこのチキンは「顧客の期待を大幅に下回っている」と言わざるを得ません。
同業他社に目を向けてみると、モスバーガーは注文を受けてから調理したり、安心・安全の野菜を使ったりとマクドナルドとは違う路線で、まったく別の客層から根強い支持を受けています。
一方、本格的なハンバーガーを好む層に対しては、本場アメリカからシェイク・シャックなど高級ハンバーグ店が、続々と東京にオープン。
同業種以外に目を投じれば、セブンイレブンらコンビニや、スターバックスなどコーヒーチェーンが店舗を増やしています。
コンビニはシニア層からの支持を増やしており、スターバックスなどコーヒーチェーンはビジネスマン世代から強い支持を受けている印象です(コメダはちょっと違うかな)。
マクドナルドやロッテリアは、いったい誰から「熱烈な支持」を受けたいのか?そのためにあるべき商品やサービスの姿は?
すなわち、「ブランド」の再構築が今迫られているのだと言えます。
今後、「ブランド再構築」を図るため、マクドナルドやロッテリアがどんな手を打つのか、注目していきたいと思います!
それでは!
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