中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

酒井法子には「法的責任」に加え「道義的責任」を問え

 「”清純派”アイドルによる犯罪」とあって、世間に衝撃を与えた酒井法子覚せい剤取締法違反による逮捕事件、供述も状況証拠もそろってきたにもかかわらず、なんと起訴猶予処分になる可能性が出てきたという。報知スポーツによると、

 「専門家は「自宅から見つかった覚せい剤が微量で起訴できない」という。別居中の夫も「会うたびにやせていった」と酒井容疑者の覚せい剤常用を思わせる供述をしているが、6日間行方をくらましていた後に行った尿鑑定では覚せい剤反応が出なかった。 ~中略~ 所持での起訴も、多くは1回の平均使用量(約0・03グラム)以上の分量を所持したケースで、酒井容疑者は0・008グラムの所持だ。使用後に残った量という見方もあるが、警視庁の捜査幹部は「覚せい剤が微量の事件は検事が起訴したがらない。今回も難しいかもしれない」と、公判維持の難しさを語る。検察幹部も「鑑定に使うと、量がほとんど残らず、公判で鑑定の適法性などを立証するのは困難になる」と話した。」とのこと。 

酒井法子容疑者、逃げ得“無罪”!?立件困難で起訴猶予

8月11日8時0分配信 スポーツ報知

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090810-00000211-sph-ent

 前回のブログでも指摘したが、酒井法子容疑者は任意同行に頑として応じず6日間逃亡、時間を稼いで見事尿検査での陰性を勝ち取った。いくら発見された覚せい剤が微量とはいえ、これで起訴猶予となれば、「警察の任意同行には応じるな」、「時間を稼いで尿検査で陰性となれば無罪」という抜け道を、広く世間に知らしめてしまう、と悪影響が懸念さねる。

 こうした事態を受け、芸能人事件としては異例のことだが、政府がたびたびコメントを発表している。11日午前の閣僚懇談会においては、河村建夫官房長官は「有名タレントの事件で関心が高く(酒井容疑者に)期待を裏切られたと思っている人も多い。若者がその方向に入っていくことがあってはいけない」と言及したほか、野田聖子消費者行政担当相は「著名人は影響力の大きさを理解してほしい」と述べた。このほか「青少年への薬物まん延を防がなければならない」、「警察当局がもっと認識をしっかり持つべきだ」と、薬物汚染には強い姿勢で臨むべきだとの声があがったとのことだ。

酒井容疑者「逃げ得」マネされる!政府が警察にダメだし

8月12日7時2分配信 スポニチアネックス

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090812-00000045-spn-ent

 このような政府の意向も反映してか、警視庁は酒井容疑者の常習的な覚せい剤使用を裏づけるため、毛髪鑑定の準備を進めているようだ。デイリースポーツによると、「酒井容疑者の自宅から押収された覚せい剤があまりに微量すぎ、所持容疑での立件は困難とみられるが、容疑を「使用」や夫の高相祐一容疑者(41)との「共同所持」に切り替え、調べるもようだ。」とのこと。

酒井法子容疑者 逃げ得ダメ!毛髪鑑定検討

8月12日10時15分配信 デイリースポーツ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090812-00000014-dal-ent

 現段階では、起訴されるのか否か、さらには実刑が下されるのか執行猶予がつくのかはわからない。しかし、どのような結果となろうとも、酒井法子容疑者には「法的責任」のみならず、社会的な影響力を加味した「道義的責任」も問うべきで、少なくとも芸能界復帰が断じて許すわけには行かない。警察は、「逃げ得」を阻止するため、何としてでも起訴までは実現に至らしめてほしいものだ。

参考ブログ)

2009年8月10日 (月)

酒井法子事件」は”芸能人村”から語るな。

http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-bab8.html

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