中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

せめてこれくらいは・・・。

 報道してくれ、ニュース番組・ワイドショー!

 テレビ番組では珍しく(?)、『民主党鳩山由紀夫代表の『政治資金収支報告書に関する虚偽記載問題』を掘り下げている番組があると思ったら、私のお膝元である東海テレビの番組、「ぴーかん テレビ」だった。

 いつまでリンク可能かわからないが、とりあえずYou Tubeのリンクを明示しておこう。

 http://www.youtube.com/watch?v=ASH6hWCCjR4&feature=related

 裏を返せば、通常の不祥事事件だったら、当然これくらいは掘り下げて報道されているはずであるのが、この番組が珍しいということ自体、マスコミの異常さをあらわしていると言っても良いだろう。

以前「TV、敗北宣言。」と題して、「騒音おばさん」騒ぎの裏側を伝えないテレビを批判し、こう結んだ。

 「彼らがいかにタブーを回避して情報にフィルターをかけようと、インターネットの登場、特にブログや動画サイトを通じて、化けの皮はあっという間に剥がされてしまう。もはや、情報はマスコミが一方的に発信し、一般人はそれを受動する存在に過ぎなかった時代は終焉した。嶌 信彦がいくら、「ジャーナリズム精神が大切だ」、と個人の意気込みに事態打開の糸口を見出そうとも、業界全体として浅野さんの指摘を真摯に受け止められない限り、テレビの凋落は止まらない。」

 鳩山問題の報道を見る限り、まさに上記に指摘したことがそのまま当てはまる。テレビを始めとしたマスメディアが凋落するは間違いないが、そうは言ってもまだまだ影響力が大きいのは事実だ。自民党が下野した後で、麻生総理の功績をしみじみと振り返っても意味がない。マスコミは、くれぐれも公平な報道を通じ、国民が適切な判断が出来るよう、情報提供に努めてもらいたいものだ。

参考ブログ 『テレビ、敗北宣言。』 2009年3月28日 (土)

http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-ce36.html

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