やっぱりダメ、ネーミングライツ
ついにというか、やはりというか、日雇い派遣事業最大手のグッドウィルが廃業した。
この会社自身の悪質性は多くの報道でみられる通り。人材派遣事業の際限なき規制緩和の一つの帰結として、象徴的な事件と言えよう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000252-reu-bus_all
かつてはネーミングライツ制の活用によって、2007年にグッドウィルドームとなっていた。
公的性格の大きい施設の名前が、その時々に知名度を上げたい企業に安易に名前を貸してしまうことは果たして是か?再三このブログでも指摘している。西武ドームがかつて”グッドウィルドーム”と呼ばれていたなんて、関係者は思い出したくないだろう。
http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_fcca.html
http://noir-kuon.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_5908.html
名前をつけることを”命名”と言うことを、ふと思いだした。名前をつけることは、そのものに命を吹き込むことに等しい。安易にお金でやり取りしてはいけない、ということだ。