ポッカといえば・・・
ポッカといえば「コーヒー」だと思っていたら「レモン」だった。
「どっちでもいじゃないか」といえば、その通りですが、TVのCMではレモンを全面的に打ち出している。コーヒーはコカコーラのジョージア、サントリーのボス、キリンファイヤーといった巨大企業の後塵を拝しているから、比較優位性が高くかつ健康志向を打ち出しやすいレモンをむしろ前面に押し出したのだろう。
同じような例で業績上向かせた先輩企業がカゴメ。少し前までは、飲料の総合企業を目指し、どれも中途半端だったものを、とにかく「野菜飲料といえばカゴメ」と徹底的に強みを絞り込み、ここに来て勢いを取り戻しつつある。ポッカもこの成功事例に則って、勢いを取り戻してほしいものだ。名古屋の企業ということもあり、注目してみて行こう。
余談だが、最近の若い人の中に、「サントリーてウィスキーも扱っていたんですね」って言う人が出てきてるらしい。若い人にとってはなんといっても「烏龍茶」、後は「コーヒーのBoss」、「伊右衛門」、アルコールといえば「モルツ」ということなのだろう。まあ、そこまで各々の飲料をメジャーに育て上げたサントリーはすごい!といえる。