中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

「創業計画書」は採用面接の「履歴書」のようなもの!

 

スポンサードリンク

「よろず支援拠点」での窓口相談で、起業・創業の相談を受けることも多いのですが、創業に伴う資金調達、借入の相談もちょくちょくあります。

そこでは「まずは創業計画書をつくってみましょう」と提案するのですが、その際に紹介させていただくのが、日本政策金融公庫の「創業計画書」ひな形

各種書式ダウンロード|国民生活事業|日本政策金融公庫

ところが創業希望者には書類を書き馴れていない人も多く、中には「手ぶらでいってはダメですか?」なんて言う人もいます。

f:id:kuon-manage:20160714185508j:plain

金融機関に対する「借入の申し込み」を、企業に対する「採用面接」に置き換えて考えてみてください。

企業が応募者を採用するかどうか判断するためには、単に面接だけでなく「私は何者なのか」という基礎資料として「履歴書」が必須です。

アルバイトならともかく、正社員の面接で履歴書を書かずに面接に臨む人はいないでしょう。

 

スポンサードリンク

金融機関に対する借入の申し込みも同様。

借入契約(正確には金銭消費貸借契約)を結ぶ際に、借り手である創業者が「何者であるのか」「これから何をしようとするのか」、履歴書に相当する「創業計画書」が必須なのは、当然のことと言えます。

「創業計画書」というととっつきにくい印象かも知れませんが、採用面接における「履歴書」同様、貸し手/借り手をつなぐコミュニケーションツールだと思えば良いのです。

これから創業にともない借り入れ申し込みをお考えの方は、金融機関があなたに「貸したくなるような材料」を、「創業計画書」に存分に盛り込んでみましょう! 

それでは!

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

岐阜県を中心にする中小企業診断士えんさん(遠藤久志)の公式サイトはこちら

http://www.kuon-manage.jp/

Twitterはこちらです。

https://twitter.com/ensan7HDversion

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>