中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

坊主憎けりゃ・・・

 日本郵政は16日、総務省に「かんぽの宿」の入札資料を提出、改めて譲渡先選定は公正であること主張した。それに対して鳩山総務相は、「言い訳のオンパレード」、「見苦しい」と資料を酷評。しかし、提出された資料に目を通したわけではなく、単に印象批判したに過ぎないようだ。

 それどころか、その前日のTV番組では、「かんぽの宿」の売却そのものを白紙に戻し、日本郵政が運営し続けて黒字化を目指す構想までぶちまけた。ここまで来ると、もはや支離滅裂である。「売り先がオリックスだから気に入らない」から始まって、「だから売るの止ーめた」、では子供である。

 昨日のNHKニュースを見ていたら(いつも情報はここから)、かつてかんぽの宿で、今は民営企業が運営している施設が紹介されていた。かつてのお役人体質・高給取りの運営体制から脱却し、人件費は半減、サービスは向上し、収支も黒字に転換したとのことだ。

 鳩山総務相は本当に熟慮して、「かんぽの宿」の売却そのものを見直すと言っているのか。このままお役人体質のまま、日本郵政が保有し運営し続けることが、日本郵政にとって正しいことだろうか?世の中は、中山財務相の辞任ばかりに注目が集まっているが、「かんぽの宿」問題についても、引き続き注視して報道してもらいたいものだ。

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