中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

一人暮らしを始めて・・・

長年住み慣れた岐阜市の自宅から名古屋のワンルームアパートに引越して、早いもので半年以上が経とうとしている。一人暮らしを始めた目的の一つに「一生活者として、買い物や掃除・洗濯、果てはゴミの分別に至るまでを経験する」ということがあった。

約半年の生活を踏まえて、強く感じたこと2点を記す。

①一人分の食事がなかなかない。

 スーパーパーマーケットの食材は、基本的に家族を前提にパックしてあり、なかなか一人では使いきれない。最近は、煮込みうどんをよく食べるのだが、いずれも一つで2人前以上である。しかも、袋詰めを2人前でしてあるので、一度開封したら早めに残りを食べきらなくてはならない。せめて1人前ごとに袋詰めをしてもらえないか?

 コンビニ利用者で、高齢者の構成比が徐々に増えつつあるようだが、食が細くなる高齢者や単身ニーズに、食品スーパーはまだまだ応え切れていないことを痛切に感じる。

②コンビ二はレシートを渡さなくて当たり前。

 一人暮らしをするにあたり、私は生活がどのくらいの金銭で成り立つのか興味があったため、毎月家計簿をつけている。アクセスで簡単につくったデータベースである。そこで日々、戸惑いを感じているのが、コンビニや駅の売店で買い物をした際、多くの店でレシートを要求しない限り渡してくれない、ということである(さすがに最寄のコンビニはしつこく要求し続けた結果、要求せずとも渡してくれるようになったが・・・)。

 もらったものを捨てるのは自由。しかし商取引の基本原則として、取引の証憑たるレシートを購入者に渡すことを徹底してもらいたいものだ。