”今までにないもの”をどう説明する?人はアタマの中で比較対象を探している。
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先日とある窓口相談で、相談者の方からこんな説明を受けました。
「私の考えたビジネスアイディアは、今までないものなんです!」
「今までにないものなので、従来あるものと比較しようがないんです!」
しかし私たちは、新たな商品・サービスを目にしたとき、今までの経験から比較対象を探し、それと較べてのメリット・デメリットを考えるものです。意識する・しないにかかわらず。
最近Facebook上で、「Web会議をやるにはZoomが最高!」という投稿を見ることが多くなりました。
「Zoomって何?」と思ったとき、おそらく全員が考えるのは「スカイプとどう違うの?」ということ。
詳細は下記リンクをみていただくとして、新しいものが何なのかを理解するには、従来品のもっとも普及しているものと比較すると、スッと頭に入ります。
そういえばFacebookがはやり出した頃にも、「mixiとどう違うの?」という形で説明されることが多かった記憶があります。
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今ではすっかり、スマートフォンの標準的なスタイルとなったiPhone。かのスティーブ・ジョブズがiPhoneを全世界に向けて発表する際にも、比較対象を明示しました。
比較対象とされたのは、当時(2007年)スマートフォンの代表的商品だったブラックベリー(BlackBerry)です。
といった感じで、ジョブズですら「オンリーワン」商品を大衆に説明する際には、従来品を引合いに出していたのです。
皆さんも、「これは今までこの世にない斬新な商品(サービス)だ!」というものを開発した際、さらには自社や自分自身をアピールする際には、何かしらの比較対象を明確にすると、スムーズに理解してもらえることでしょう!
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