「NHK大河ドラマに戦国時代と幕末が多い理由」と「経営計画」に共通することは?
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NHKの看板番組と言えば、朝の連続テレビ小説、紅白歌合戦、そして日曜夜の大河ドラマ!
ご存知の通り、大河ドラマの舞台で圧倒的に多いのが、戦国時代と幕末。
過去10年の大河ドラマとその時代は以下の通り。
・2008年 篤姫(幕末)
・2009年 天地人(戦国時代)
・2010年 龍馬伝(幕末)
・2011年 江~姫たちの戦国~(戦国時代)
・2012年 平清盛(源平時代)
・2013年 八重の桜(幕末)
・2014年 軍師官兵衛(戦国時代)
・2015年 花燃ゆ(幕末~明治時代)
・2016年 真田丸(戦国~江戸時代)
・2017年 女城主直虎(戦国時代)
(参考)
と、実に『平清盛』をのぞき、すべて戦国時代か幕末!
あまり戦国時代か幕末が多いので、たまに違う時代をテーマに取り上げると、だいたい視聴率が振るわなくなり、テコ入れに戦国時代か幕末を持ってくるというパターンが繰り返されています。
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なぜ、NHK大河ドラマの時代設定は、戦国時代か幕末が多いのか?
ひと言でいえば、その2つの時代は日本国民の多くが、「共通認識」としてストーリーを共有しているから。
大河ドラマという長期の放映となると、「この先何が起こるかわからない」という出口の見えないドラマよりも、多くの国民が共有しているストーリーをなぞりながら、追体験していくという方が、視聴者を惹きつけやすいのでしょう。
例えば戦国時代なら、「桶狭間の合戦」、「川中島の合戦」、「本能寺の変」、「関ケ原の合戦」、「大坂の陣」など。
幕末なら、「ペリー来訪」、「安政の大獄」、「桜田門外の変」、「池田屋事件」、「江戸城無血開城」、「龍馬暗殺」など。
このように、NHK大河ドラマの「視聴者を引き付け続ける秘訣」を、経営に置き換えると、「経営計画」こそが皆で共有する「ストーリー」と位置づけられます。
すなわち、「うちの社長はこれから何をやるのかわからない」、「自社がどの方向に向かっていくのかわからない」状態では、従業員を始めとしたステークホルダー(利害関係者)を惹きつけ続けるのは困難です。
しかし「経営計画」というストーリーを関係者間で共有することで、「自社はどこに向かっているのか」、「目指すべき目標に対し、今はどれくらいの位置まで来ているのか」を把握することができます。
「今の立ち位置」と、「どこに向かっているのか?」がわかれば、従業員は「今、何に注力すべきか」、「どれくらいのペース配分で行えばよいのか」がわかり、疑心暗鬼に陥ることなく、やるべきことに集中できるようになるのです。
というわけで、経営者の皆さんは、従業員を始めとしたステークホルダーを引き付け続けるためにも、NHK大河ドラマのように自社のストーリーを共有しましょう!
それでは!
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