ホリエモンも絶賛!!週休二日を実践する旅館「陣屋」の先見性に脱帽!
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いち早くクラウドシステム(Salesforce)を導入し、生産性向上と顧客満足度アップを実現させた旅館として名高い『本湯陣屋』。
その取り組みは国(中小企業庁)も注目するところとなり、中小企業庁がまとめた『中小サービス事業者のための生産性向上のためのガイドライン』のモデル事例としても取り上げられています。
中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドラインを策定しました! (METI/経済産業省)
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そんな陣屋について、ホリエモンが昨日(7月7日)ブログで紹介していました。
上記ブログによると、なんと陣屋は、旅館なのに平日2日を定休日にしているとのこと!
え?旅館って毎日稼働したほうが経営効率良くなるんじゃないの?って普通は思いますよね。でも違うんです。
まず定休日ができたことで従業員が同じ日に休めるというのは意外と良いんだそうです。これまではシフト制で休日が定まらず友達と遊べないと予定を組みにくいとか色々とクレームが多かったらしいのです。
しかも平日は休日ほど部屋が埋まりません。しかし、最低限の従業員はいないと旅館の営業は回りません。鶴巻温泉は冷泉なのでお湯を沸かすコストは休日と同様にかかってしまいます。しかも、平日に来る客は自分でスケジュールを組める客なので別日にずらしてもあまり問題が無かったことが判明したのです。
なるほど~!!
一般的に、旅館・ホテルなどは年中無休。
したがって、そこで働く従業員はシフト性で、お互い顔を合わしたり合わなかったりと、なかなか全員が揃うことがありません。
加えて、結構な割合で前近代的な労務管理をしている業界でもあり、従業員の定着率が悪く採用に苦慮しているところも多々。
陣屋は、そうした業界の「当り前」を否定し、週休二日を導入したというは、勇気ある決断であると思います。
同じ日にシフトを組むことで、従業員同士のコミュニケーションが円滑になる上、しっかり休みを取ってもらうことで、定着率アップにもつながります。
加えて経営者も、定休日を設けることで「現場に貼りつきっぱなし」ということから解放され、外の空気・情報を取り込むことができ、一層の経営革新を進めることができるでしょう。
よく「戦略とは”やること”を決める以上に”やらないこと”を決めることが重要」と言います。「週二日は営業をしない」という陣屋は、まさに「やらないこと」を決断したお手本企業と言って差し支えないでしょう!
それでは!
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