中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

再生回数が1億回!!東京ハイジがYoutubeで再生回数を伸ばし続けられる理由とは。

 

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先日自動車で移動中、ラジオ番組(NHKのすっぴん!)を聴いていたら「東京ハイジ」なるユニットが出演していました。

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出典:東京ハイジ公式サイト。

ラジオを聴いていたところ、「東京ハイジ」は青森県出身の姉妹によるユニットとのこと。ちなみに姉が音楽(作詞・作曲・歌・アレンジ)を担当し、妹がイラストを担当しているとのことです。

matome.naver.jp

私はラジオを聴いて「東京ハイジ」の存在を知ったのですが、彼女らがつくる歌とアニメの動画は、何と総再生回数1億回!!

www.youtube.com

一番人気の「はみがきのうた」の再生回数は4,000万回とのこと!

www.youtube.com

「何でこんなに再生回数が多いのか?」考えてみましたが、一つの理由は「1ユーザー(お子さんとお母さん)が何度も何度も同じ動画を見る」ということが大きいのだと思います。

ここ数年、Youtuber(ユーチューバー)が次々と登場していますが、一つの投稿動画に対して、視聴者が1回しか見てくれないようでは、再生回数は伸びません(=広告収入は稼げません)。

一方東京ハイジの「はみがきのうた」は、ラジオでの一般からの投稿で「この歌を聴きながらでないと、うちの子は歯磨きをしてくれません」なんて報告がありました。

 

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東京ハイジは、姉妹それぞれの得意分野(音楽&イラスト)を活かした最適なメディアとしてYoutubeを選択、フル活用しているといえます。

一方、昨今の音楽業界ではダウンロードやYoutube視聴が一般化し、「CDが売れない」という状況が続いています。

ちなみに2016年の有料音楽コンテンツ売上は、わずかに回復して3,000億円を突破したとのこと。

www.garbagenews.net

しかし、上記リンク先に書いてある通り、

有料音楽配信部門ではスマートフォンの台頭、急速な普及に伴い、大きな転換点を迎えている。

曲の管理の簡易化と収録容量の増加、無料曲の増加、市場単価の減退、定額制サービスの普及など、多彩な売り上げ圧縮理由により、従量制的な従来の「有料」音楽市場が縮小を続けている。

という音楽業界を取り巻くトレンドは、避けがたいものがあります。

このような環境変化の中、大きな潮流に対して「抗う」のではなく、新しいツール・媒体を柔軟に活用して、今の時代に即したビジネススタイルを構築する、というのが重要ですね!

そういえば、民放連(一般社団法人 日本民間放送連盟)は、4K放送開始に伴い録画禁止化の措置を取ろうとしているとのこと。

blog.livedoor.jp

彼らは果たして、「大きな時代の潮流」は見えているんでしょうか??

それでは!

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