横綱相手に「横綱相撲」を取っては勝てない。~稀勢の里の綱とり失敗に学ぶ~
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誰もが認める実力者、横綱にいちばん近い日本人力士と言われて久しい稀勢の里。
今場所も終盤で白鵬、鶴竜と横綱に連敗し、自身の初優勝を逃すとともに、綱とりがまた遠ざかってしまいました。
今場所の稀勢の里は、いつになく落ち着いた相撲っぷりで、取りこぼしもなく終盤を迎え、「今場所こそはいけるかも!?」という期待を抱かせましたが、残念ながら「今場所も」期待を裏切る結果に終わりました。
今後、「なぜ稀勢の里は優勝を逃したか?」、「何が稀勢の里になりないのか?」、スポーツ紙を中心に評論、分析がなされることと思います。
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私の見解として稀勢の里の敗因は、「横綱相手に横綱相撲を取ったこと」だと思います。
格下の相手には、立ち合い受けて立ち、左差しから落ち着いて胸を合わせて攻めていけば、星を落とすことはありません。
しかし、横綱相手にこうした「横綱相撲」を取っていては、勝つことができません。
白鵬が、「(稀勢の里には)何かが足りないんでしょうね」と言ったのは、そうした点を白鵬なりに感じ取ったのだと思われます。
出典:Yahoo!ニュース
これを強引に中小企業経営に置き換えると、中小企業は「大企業と同じ相撲(経営)」をしていては、大企業には勝てないのです。
中小企業が大企業に勝つには、自分自身が得意なところ(強みに)徹することが不可欠です。
これをマーケティング用語でいうと、「競争地位戦略」のうちの「ニッチャー戦略」といいます(ニッチ=隙間)。
競争地位戦略 - マーケティングWiki ~マーケティング用語集~
残念ながら、稀勢の里の綱とりは出直しとなります。
次の場所では、稀勢の里には今場所の失敗を糧に、横綱相手に自身の強みを徹底的に活かした相撲で、今度こそ初優勝を勝ち取ってもらいたいものです!
す
それでは!
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