中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

ホームページ制作もミスユニバースも補助金申請も、顧客視点すなわちマーケティングが重要!

 

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この前の土曜日(3月5日)は久々に大阪に出かけ、ウェブ関係のセミナーに参加しました。

満員御礼:3Cフレームワークを使ったウェブサイトデザイン、設計、コンテンツの導き方セミナー [3/5(土)開催]

講師は、『アマゾンにも負けない、本当に強い会社が続けていること。』の著書でも名高い、権成俊(ごんなるとし)さん。

テーマは「3Cフレームワークを使ったウェブサイトデザイン、設計、コンテンツの導き方」

講演とワークショップを通じ、3C分析を通じた戦略立案UX(ユーザーエクスペリエンス)の重要性について学びました。

 

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権さんのワークショップのやりとりの中で、印象的なたとえ話をされました。

何ごとも、顧客視点が大切。自分が伝えたいことではなく、お客様が知りたいことをウェブ上に表現しなくてはならない」

そこで引き合いに出したのが、ミスユニバースの審査について。

ミスユニバースにエントリーする女性は、対策チームを作って「顧客のニーズ」を調べ上げるのだそうです。

ここでいう顧客とは審査員のこと。つまり、今年のミスユニバース審査員が明らかになったら、彼らの経歴や趣味・嗜好を調べ上げるのだそうです。例えば、ある審査員が黒髪の女性ばかりを評価するのであれば、黒髪に変えてみるなどの対策をとるんだとか!

ミスユニバースの日本代表が、「日本人にとっての美人」とビミョーに異なる欧米的な美しさを持つ人が選ばれるのも、そんな訳なんですね。

headlines.yahoo.co.jp

ここで連想したのが、現在進行中の「ものづくり補助金」や「小規模事業持続化補助金」申請のための事業計画書

私は前々から、「ウェブ(ホームページ)制作も補助金申請も、”顧客視点”で自社や自社商品・サービスの魅力や強みを表現することが成功の秘訣」と考えていましたが、ミスユニバースの件を聞いて、さらにその思いを強く持ちました。

すなわち、補助金申請のための事業計画書も、顧客すなわち公募者(経済産業省・中企庁等)の政策主旨や、審査員を意識しながらつくりあげることが大切なのです。

自社の言いたいことを書きつらねるのではなく、これら顧客の視点に立って、政策主旨に沿った箇所をアピールしつつ、審査員にとって読みやすく・わかりやすい事業計画書にまとめあげる、それが採択につながる事業計画書作成のポイントとなります。

ただし、このことは決して審査員におもねるという意味ではなく、顧客の視点に立って「見せ方」を工夫するということです(ミスユニバースの場合はおもねっている気がしますが…)。

補助金申請で練り上げた事業計画書は、ホームページや自社PRツールにも転用できるという効能もあります。というわけで、この機会に事業計画作成を通じて、「顧客視点」に立った自社の強みや魅力のあぶり出しを行ってみませんか?

それでは!

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岐阜県を中心にする中小企業診断士えんさん(遠藤久志)の公式サイトはこちら

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