“育休宣言”の宮崎謙介衆院議員にはイクメン議員のロールモデルを目指してほしかった!
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「ロールモデル」とは、自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。 人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長するといわれます。
出典:
昨年12月に、「育児休暇をとりたい」と発言して話題となった自民党の宮崎謙介衆院議員(34)。国会に規定はないものの、男性議員が育児を理由に国会を一定期間休む例は初めてとみられることから、自民党内にとどまらず慎重論と賛成論が繰り広げられました。
自民党内では冷ややかな声が多い中、「女性活躍社会」、「一億層活躍社会」を目指す安倍首相からは激励の声が。
「昭和的価値観」のおじさん方からの反対意見はともかく、個人的には谷垣幹事長の指摘が冷静かつ的確であったと感じています。
自民党の宮崎謙介衆院議員(34)が育児休暇を取る考えを示していることについて、同党の谷垣禎一幹事長は8日、「自営業者には育休の制度はなく、育児休業しようと思ったら、いくらでも本人の判断でできる。基本は国会議員も同じだ」と語った。宮崎氏は国会議員の育休を定めるよう衆議院規則を見直すことを目指しているが、谷垣氏は制度化に慎重な考えを示した。
自営業者たる国会議員の「育休制度」適用については、確かに谷垣幹事長指摘の通りだと思いますが、影響力の強い国会議員が敢えて問題提起の意味も込め、「育休宣言」を行ったことは、大いに意義のあることだと思います。
しかし・・・、です。
宮崎議員がやらかしました。内容はみなさん周知のとおり。
奥さんが妊娠中しかも出産直前で浮気という、同情の余地もない宮崎議員の行動。
当然、自民党内からも同情の声はまったく聞こえません。
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懸念するのは、今回の宮崎議員の行動によって、「イクメン」や「育休制度」そのものの議論が後退してしまうこと。
今回の件によって、古い価値観のおじさん政治家から、「育休制度やイクメンなんて言っている輩に耳を傾ける必要なし」なんて反転の声が出てくることも予想されます。
NPOフローレンスの駒崎さんが言われているように、宮崎議員の今回の行動と彼の問題提起とは切り離して議論する必要があります。
しかし・・・、です。
問題提起を行う当事者は、やはり世間から注目を集め、影響力を持つのですから、宮崎議員には「イクメン議員」としてのロールモデルを目指してほしかった。
今からでも遅くない!
世間のあらゆる非難や冷笑を押しのけ、宮崎議員の国会議員としての最後の(?)大仕事として、「育休を取る男性国会議員」としてのポリシーを貫いていただきたいと思います!!!
それでは!
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