中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

社会的課題を解決するには稼ぐこと!ソマリアの海賊を壊滅させた『すしざんまい』の社長に学ぶ。

 

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少し前ですが、「ソマリアの海賊を、すしざんまいの社長が壊滅させた。その驚くべき方法とは・・・」という記事がネット上で話題になりました。

togetter.com

その方法とは、海賊たちに「食える仕事」を与え、「海賊をやらなくてもよい環境にしてしまう」というもの。具体的には、Togetterでこんな感じにまとめられております。

「キハダマグロの漁場探してたら海賊の頻繁地」

→「海賊と直接交渉」

→「俺達だってやりたくねぇ貧乏が悪いんだ!」

→「んじゃマグロ獲れよ」

→「船がねえ!」

→「用意する」

→「設備がねぇ!」

→「用意する」

→「団体に入れてもらえねぇ」

→「俺が交渉する」

→ 「どうやって獲っていいかわからねぇ!」

→「教えてやる!!!」

→「最大年間三百件あった海賊被害がゼロになる」

→「ぶっちゃけ赤字だけど、まぁこのまま上手く行けば数年で軌道に乗る」

→「ってか乗せる」

 一般的に、海賊を壊滅させる方法として思いつくところとしては、「取締りの強化」

しかしこの方法はあくまで対症療法であり、根本的原因を取り去らないと、IS(イスラミックステート)のように憎しみの連鎖・報復の連鎖を招いてしまいます。

また、海賊らが食える状態にするために補助金を投入したとしても、補助金が切れたらおしまいで、持続性がありません。

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やはり、社会的課題を持続的に解決させるためのカギとなるのは、自ら稼ぐ・儲ける状況をつくり出すこと

すしざんまいの社長の取り組みは、まさにそのお手本と言えるでしょう。

 

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昨年12月12日のエントリーで、木下斉氏の『稼ぐまちが地方を変える~利益なくして再生なし!~』という講演を聴いてきましたが、

kuon.ensan-blog.net

日本国内の”まちづくり”であっても海外の社会的課題でも本質は同じ。

持続的に社会的課題を解決する最も効果的な方法は、稼ぐこと!!

それを改めて気づかせてくれたすしざんまいの事例でした。

↓下の『起業家列伝』の中に、すしざんまいの木村清社長についても書いてあるようです。

それでは!

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