中小企業診断士えんさんの視点!

岐阜県を中心に活動している中小企業診断士のえんさんこと遠藤久志が、独自の視点で世相・経営・マーケッティングの本質に迫ります!

「プチ起業」の女性起業家を侮るなかれ!

 

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社会に新たな活力をもたらすためには、新規開業を行う創業者や起業家の存在は欠かせません。国(経済産業省、中小企業庁)はここ数年、画期的なビジネスを創出するベンチャー的な起業家のみならす、地域経済を支える「小さな起業」にも目を向けるようになってきました。

そうした「小さな起業」の主役といえが、女性起業家

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※画面はイメージです。

中小企業庁が実施する「創業スクール」では、3つのコースとして、「ベーシックコース」、「第二創業コース」に加え、「女性起業家コース」を設けています。

www.sougyouschool.jp

こうして女性起業家を応援する施策が展開される一方、「プチ起業」を行う女性起業家に対して批判的な声も、しばしば聞こえてきます。たとえば、

「女性の起業なんて、趣味の延長線上だ」

「女性の起業なんて、旦那に食わしてもらって成り立っている」

「女性の起業は小規模なので、社会に対して大した影響をもたらさない」

といった感じ。 

しかし私は、「プチ起業」の女性起業家を侮るなかれ!と言いたい。

むしろ、「プチ起業」から始める女性起業家が経るプロセスこそ、今後の起業・創業の新しい形を示してくれていると、強く感じています。

 

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 たとえば、「片口の陶器・ガラス器」のみを扱うネットショップ「かたくち屋」さん。

www.katakuchi.jp

「かたくち屋」を開設された大屋美絵さんは派遣での仕事をつづけながら、自身が惚れ込んだ片口陶器・ガラス器の作家さんから商品を仕入れネットで販売を始めました。

徹底的に「片口」にこだわった品ぞろえが、百貨店バイヤーの目に留まるところとなり、2014年5月には日本一の百貨店である伊勢丹新宿店での催事が実現!!

ameblo.jp

その後、2014年6月と2015年6月には地元名古屋のJRタカシマヤでの催事も実現しています。

ameblo.jp

ちなみに2016年2月3日~9日には名古屋三越の催事に出展されるようです。

ameblo.jp

たとえば、ハンドメイドでアクセサリーを制作しているアトリエ白木蓮さん。

彼女はインターネット上のハンドメイドマーケットに出品しつつ、岐阜市サンデービルジングマーケットを始めとした大小さまざまなハンドメードマーケットに出店、徐々にファンを増やしていきました。

tzkuri.com

そうした活動が百貨店や雑貨店に注目されることとなり、昨年は名鉄百貨店やJRタカシマヤの催事出展が実現、さらには東急ハンズがプロデュースした新業態『Picaro(ピカロ)』での常設的な取り扱いが決定!

www.tokyu-hands.co.jp

といったように、始まりは「プチ起業」であっても、地道に活動を継続しながら大きく花開く女性起業家もおられるのです。

結論:「プチ起業」の女性起業家を侮るなかれ!

それでは!

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