アンテナのさび付いた『新語・流行語大賞』審査員たちは吉田類に学び、市井の人々に耳を傾けよ!
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いろんな意味で話題を振りまいている今年のユーキャン新語・流行語大賞。ご存知の通り、今年(2015年)の流行語大賞は『爆買い』、そして『トリプルスリー』…。
トリプルスリーって???
私も、これがプロ野球のトリプルスリーを指しているとわかるまで、5秒かかりました。
少し前までは、確かに世の中で「流行」した言葉が選ばれていた気がするんだけど。
たとえば、イナバウアーが流行した2006年には、お子様から大人まで、「イナバウア~!!」と叫びつつそっくり返っていた気がするし、
写真:ユーキャン新語。流行語大賞サイトより
林先生の「今でしょ」や半沢直樹の「倍返し」が流行った2013年には、話の流れでついつい「今でしょ!」や「倍返しだ!」といったセリフがこぼれてきた気がする。
写真:ユーキャン新語。流行語大賞サイトより
それが、昨年の「集団的自衛権」から、世の中とズレてきた気がします。
今年は、対象にこそ選ばれなかったものの、「アベ政治を許さない」とか、「SEALS」といったように、流行語でも何でもない特定の政治思想を持つ人たちだけの用語がノミネートされました。
これらの言葉を、飲み会でのたわいもない話の中で、ついつい使ってしまうなんて聞いたことがありません!
すなわち、「新語・流行語大賞」審査員の方々が見えている世界と、市井の人々が見ている世界とがかなりズレれているのです。残念なことに、そのズレに彼らは気づいていません。
市井の人々は、何を考え、どのような流行語を使っているのか?
「新語・流行語大賞」審査員たちは酒場詩人 吉田類を見習って、居酒屋で市井の人々と話をしてみるところから始めてみてはどうでしょう?
経営・マーケティングも同じ。
お客様が感じていること・求めていることからズレてきたら要注意ですね。
それでは!
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