今年の『紅白歌合戦』、一番の注目は・・・。
今回、「中小企業診断士 えんさんの視点」はお休み。その代わり、「ボーカリスト えんさんの視点」の巻。
自分もアマチュアながら、ステージで歌を歌ったりする。タイプ的に言うと、「つやのあるボーカリスト」なので、同じようにつやっぽいボーカリストがお気に入りだ。
その代表格が、布施明。もちろん、CDも持っている。特に「君は薔薇より美しい」がお気に入りで、車の中でも時々聴いている。
そんな布施明が、本年の『紅白歌合戦』にて「紅白勇退宣言」をした。同氏は今年で25回目となった紅白出場に際し、「卒業宣言ではないけど、いったん引かせていただきます。名前だけで出るのをやめようと思います。その枠を、ポップスを頑張っている若者たちに譲りたい」と紅白からの勇退を宣言したとのことだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091229-00000016-oric-ent
記者会見にて、彼はこう語っている。「同じ曲になってしまうし、名前だけで出るのはやめようと。一度紅白から自ら引いてみて、歌謡ポップス、歌謡ロックといわれたりR&B、ジャズを頑張っている若者と同じところに戻って、そこで一番頑張っている人に出てほしい」と。
かつてはその年のヒット曲を歌う祭典だったはずの紅白歌合戦が、若手からベテランまでバランスよく出演させるためにとの配慮か、いつの間にか懐かしのヒット曲(もしくはまったくヒットしていない持ち曲)での出演もOKとなった。
それはそれでありかもしれないが、ベテラン(特に演歌歌手)についてはここのところ、まったくヒット曲なしでの出演が当たり前となりつつあり、「本当にあなたは紅白出場の資格があるの?」と首を傾げざるを得ない歌手がいるのは確かだ。
そうした状況が漫然と続く中で、今後は敢えて惰性と温情での紅白出場を辞退した、彼の姿勢はアッパレだ。
彼が今回歌う曲は「My Way」。
なんとこの曲を22歳のときにレコーディングをしていたということだが、年輪を重ね62歳となった布施明が歌う、集大成とも言うべき「My Way」。これは見ないわけにはいかない!!
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